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プロトアウトスタジオの記事

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プロトタイピング専門スクール「プロトアウトスタジオ」のスクール生やスタッフが書いている記事です。 https://protoout.studio
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#業務改善

テクノロジーの活用で情報共有 -スマレポ日記2-

スマイルレポートとは何か 私は在宅医療に関わる医師です。 医療・介護においてテクノロジーの活用を進めたいと考えていてプログラミングの勉強を始めました。 まだまだ紙媒体での情報共有が多い中で、職場内の感謝を共有するサンクスレポートと、一般に紙ベースで行われているヒヤリハット報告をデジタル化することを考えています。 サンクスレポートでポジティブな情報を共有しヒヤリハットレポートの活用で同じミスの繰り返しが減れば、職場内の笑顔が増えると考えて、この二つのレポートをまとめたものを

医療介護現場でさまざまな実践をされている方たちへのインタビュー -スマレポ日記3-

さまざまな立場の人にインタビューこれまでも複数の方へのインタビューを行い、以前の記事でもご紹介しました。 すでに様々な実践をされていたり同じような仕組みの実践を考えられている方たちにインタビューを行うことでプロダクトを開発する際の参考になることが多いので、その後もインタビューを続けており今回も報告します。 大病院に勤める医師へのインタビュー 数百床ある病院でさまざまな取り組みをされている医師にインタビューをお願いしました。 こちらの病院では電子カルテを用いているだけでな

笑顔をふやす仕組みの実装に向けたあれこれ -スマレポ日記4-

私は在宅医療に携わる医師です。 医療介護現場でのテクノロジーの活用を進めたいと思い昨年よりプログラミングの勉強をはじめました。 業務効率化だけでなく、医療介護現場での笑顔をふやす仕組みを作りたいと考えて開発をすすめています。 過去の記事はマガジンにまとめています。 スマレポとは何かスマレポは、ヒヤリハットレポート、サンクスレポート、すずらん目安箱の三つの報告からなります。 医療介護現場で従来紙ベースで行われていたヒヤリハット報告をデジタル化し、報告や共有を行いやすくして

かんたんデジタルレポートで医療介護現場に笑顔をふやす-スマレポ日記5-

私は在宅医療に関わる医師です。 医療介護現場のデジタル化をすすめ、業務改善を行うだけでなく働くスタッフの笑顔をふやすことにもつなげたいと考え、2021年10月からプログラミングを学びはじめました。 現在開発中のスマレポに関して、1月19日からクラウドファンディングを行うことを前回記事でも書きましたが、いよいよクラウドファンディングが開始となりました。 スマレポとは何かスマレポが何かが、そもそもわかりにくいという指摘をいただいたこともありあらためて説明をします。 スマレポは

どんな記事がよく読まれているのかについて考える

プログラミングを学び始めて2ヶ月が経とうとしています。 技術系の記事はQiitaに、考えたことはnoteに書くようにしており、気づくと30近くの記事を書いていました。 書くだけでなく、読まれなくてはもったいないということで、今回はどんな記事が読まれているのかについて考察してみようと思います。 ちなみに、Twitterについて最近分析した記事はこちらです。 エンジニアには助け合いの文化があるそもそも、Qiitaとは。 Qiita (キータ) は、エンジニアに関する知識を記

ヒヤリ・ハットをオンライン化で簡単に共有して重大事故を回避する

 私は在宅医療に携わる精神科医です。  自分で作りたいものを作れるようになるためにプログラミングを最近学び始めました。前の記事も、最初の記事も在宅医療の現場へのプログラミングの応用に関するものでしたが、この中から具体化するものとして今回はヒヤリ・ハットを取り上げます。 ヒヤリ・ハット対応は重大事故を減らすだけでなく業務改善につながる 在宅医療の現場では、医療と介護と生活が入り混じっており様々なミスが生じます。特に医療現場ではミスの種類によっては命に直結することもあり、ヒヤリ

私のやりたい3つの企画! 実装前にアイデアの深堀りをしてみた

みなさん、こんばんは~ 普段は居酒屋を運営している企業のマーケティングをしています。 最近Java ScriptやLINE Botを習い始めたプログラミング初心者でもあり、習い始めたからには何か形にできればと考えながら、今日はアイデアを深堀りしてみようと思います! 私はオンラインホワイトボードサービスMiroの偏愛マップを使って自分と対話しましたが、自分の好きなことや興味のあることを洗い出すと、新たな発見がありますのでおすすめです! 1.【レモンサワーLoverの方々へ】新

『思い』も一緒にファイリング!家族のカレンダーアルバムを作りたい!

大切にしたい『共感』『未知』『夫婦』『自考』 前回の記事で「偏愛マップ」を使って、自分の大切にしたい4つキーワード、そして今後デジタル技術で実現したい、3つのテーマを取り上げました。今回はさらに掘り下げて、実際に「こんなもの作ってみたい!」の具体案を考えてみます!タイトルには中でも取り組みたいテーマを選びました♪ ①『思い』もファイルするフォトアルバムを作りたい! 「思い出」と同じくらい『思い』も残したい   私の親は、印刷された写真を時期ごとに丁寧にファイルし、「初めての

AE〇〇グループで無人店舗担当してます!~自己紹介と業務改善案~

「新規事業」も超アナログ 「無人店舗」「新規事業」ってなんとなく、最新鋭でデジタル技術活用しまくりのイメージないですか?実際は、業界内でもあまり前例がない分、セキュリティは?商品入れ替えは?商品はどう運ぶ?など、超アナログに作っていってます。今回デジタル技術を学ぶ機会があったので、「デジタルで解決できる業務改善案」について、考えてみました。            ※もちろんイメージです 小中大 身近な課題・全社の課題を6つ挙げる  スーパーに入社して14年、大半は店長職と

在宅医療の業務改善について考えた

はじめに私は福岡で在宅医療に携わる精神科医です。 https://taro-cl.com/ 在宅医療は医療の中では比較的新しい分野で仕組みが整備されていない部分もあるため様々なチャレンジが行いやすい一方で、もっと業務改善できるのではないかという思いもありました。 そんな中、こちらの記事を読んで「ものづくり医療センター」のことを知りました。 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000079105.html 「医療現場の課題

初心者がプログラミングを習って何を改善できるかを考えてみました

はじめに 2010年株式会社エー・ピーカンパニー(現エー・ピーホールディングス)に入社後、営業部として店舗の店長・スーパーバイザーを経験、その後2019年夏頃からマーケティング本部マーケティングコミュニケーション部に異動し、現在はマネージャーとして販促企画/キャンペーン関連、マーケティング本部費用管理をメインに、幅広く携わっています。 先週よりプログラミングを習い始めた初心者ですが、もう少し使いこなせるようになった時に「どう仕事と結びつけることができるようになったか」と振

工場の紙業務のデジタル化の話など雑談 / #アナログとデジタルの交差点 vol2

オフィス家具などを生産する製造業の工場で働く平澤さんに話を聞いてみました。 紙文化の作業を自分でシステムを作って運用を切り替えられたらしい!内部での根回し、徐々に存在感を出していくなど着実に進んでる姿はDXや業務改善話を考える人は参考になる気がします。 アウトライン・ 平澤さんの自己紹介 ・紙で管理してた業務をNode-REDの自作システムに切り替えた話 ・プロトアウトスタジオの卒業制作で作成していた搬送ロボット(AGV)を継続的に作っている話 ・社内でDXとかを推進した

せっかくなら自分以外も使いたいと思うものを作りたい

こもりです。 前回「プログラミング超初心者が1か月で業務課題を解決できるのか!?」という記事を投稿しました。 約3週間、ノンコーディングでLINE Botを作ってみたり、機械学習でWebアプリを作ってみたり、PowerAutomateDesktopでPC業務を自動化してみたり、と色々なツールを試してきました。 残りの2週間では、これまで使ってきたツールで実際に自分の業務改善に繋がるようなものを制作していきます。 制作していくにあたって、前回出した5つの業務課題から2つにし

実装して業務の効率化へ!

こんばんは これまでの投稿で身近な課題について考えてきました。 ツールを使用して、取り組むまで漠然と業務の見える化、データ入力作業の効率化ができそう!と、簡単に考えていました。しかし、LINEBot、Teachable MachineやPower Automate Desktopなどのツールで試してみた結果、一番大事なことに気が付けました。 それは、事柄の細分化です。 漠然とこんなことがしたいの方向性は定まっていても、ステップごとにわかっていないと進めないことがたくさ