『思い』も一緒にファイリング!家族のカレンダーアルバムを作りたい!
大切にしたい『共感』『未知』『夫婦』『自考』
前回の記事で「偏愛マップ」を使って、自分の大切にしたい4つキーワード、そして今後デジタル技術で実現したい、3つのテーマを取り上げました。今回はさらに掘り下げて、実際に「こんなもの作ってみたい!」の具体案を考えてみます!タイトルには中でも取り組みたいテーマを選びました♪
①『思い』もファイルするフォトアルバムを作りたい!
「思い出」と同じくらい『思い』も残したい
私の親は、印刷された写真を時期ごとに丁寧にファイルし、「初めての運動会!転んだけど最後までがんばったね!」などコメントつけてくれていました。写真の思い出と同じくらい、親の「思い」ってありがたいなぁと感じます。娘たちにも、私たち親の、今しか感じることのできない「思い」残したいなと感じます。
LINEアルバムには「親の思い」は保存されない
昔と比べて写真も簡単に撮れ、LINEでアルバムにしておけば、いつどこで撮影されたかも記録されいます。でもそこに「親の思い」が残っていない。かといって今更写真を選んで現像するのも面倒くさい。そんな問題を解決する案はないかな~と夫婦で話し合った結果、簡単にLINEでメッセージ付きのカレンダーフォトアルバムが作れたらいいよね。という案が浮かんできました。
カレンダーアルバム実装イメージ
1日1回LINEで①その日のベストショットと②一言コメントを送付。自動的に別紙スプレッドシートなどの、カレンダーフォーマットに写真とコメントを記載していってくれる。
使用ツール:LINE スプレッドシートなど
利用人物 :自分 家内 もうすぐしたら小学生になる長女も
関連ワード:夫婦 共感
実現想定度:80%
②毎月数時間かかる「シフト入力」を自動化したい!
スーパーの本社スタッフとして働くわたし、(詳しくはこちら)、ここからは業務にかかわる課題の、具体的解決策も考えていきます。
「立案」と同じくらい いやそれ以上に「シフト入力」は大変
数十名のシフト立案は頭も使い大変なのですが、たいていExcelで作るので、パターンが決まってくればコピペでサクサクすすみます。
しかし「システムへの入力」は別問題。一人ずつ、1日ずつ、開始時間、就業時間、休憩時間、就業形態、などの3~4項目を「手入力」で打ち込みます。
リーダーがメンバー全員分、50名以上のグループもあり、その場合
30日×50人×3項目=4,500項目、「手入力」で打ち込みます。
全380店舗、各店6名程度リーダーが在籍しているとして、少なく見積もっても毎月2,280名のリーダーがこの作業を実施しています。
「シフト入力」完全自動化したい!
シフト立案は自動化に適した、読み取りやすいExcelシートに記入してもらい、システムログイン、シフト打ち込みまで全自動化。できれば「有給取得回数」など、管理上必要な項目も自動集計を目指したい。欲を言えば、LINEで日付を指定すれば、指定日の勤務計画が見えるところまで実装したい。
使用ツール:Power Automate Desktop スプレッドシートなど
利用人物 :全社全店の部門リーダー全員 本社部門ごとの管理者全員
関連ワード:共感 未知 自考
実現想定度:60%
③無人店舗の品揃えマンネリ化を防ぎたい!
私が業務で担当する「無人店舗」とは、専門学校や工場などの中で展開され、「短い休み時間の間に施設内でパパッと買い物したい」というニーズを解決する仕組みです。イメージはこんな感じです。
品揃えがマンネリ化してしまう
施設内・かつ休み時間のみの利用と、限定的なお客さまでも収支を成り立たせるには ①最低限の設備投資 ② 最小限の人件費 という条件を満たす必要があります。商品補充などどうしても必要な業務以外は調整され、「人気商品・新商品を導入する」などが実施されず、品揃えがマンネリ化、ご利用のお客さまから「いつも商品一緒だね」とご不満をいただいています。
「何の商品を導入するか」その分析・決定プロセスに人手がかかる
新商品を導入する=何かの商品の品ぞろえをやめる なので、導入と同時にカット商品も分析・選定が必要です。また売筋商品は2列・3列と多く幅をとって陳列しておかねれば、補充頻度が極端に上がり、オペレーションが困難になります。
まとめると①新規導入商品②カット商品③スペースが必要な商品の3つを、データからすぐに算出できれば、問題解決の糸口が見えそうです。
自動で無人店舗の最適な品揃えを導きたい!
無人店舗ではない店舗の売れ筋商品を自動分析し、新商品を含めどんな品揃えを無人店舗で構築すべきか、専用フォーマットを作成し、1週間ごとに最適な品揃えが立案されるシステムを構築したいと思います。
実現されれば、人件費を抑制しながら、ご利用のお客さまに定期的に「新商品」を楽しんでもらうことができると思っております。
使用ツール:Power Automate Desktop スプレッドシートなど
利用人物 :システムは自分自身が 効果はお客さまに
関連ワード:共感 未知 自考
実現想定度:30%
最後に 参考にした記事
特に③の無人店舗の課題可決のアイデアを考える際、小売業界のトレンドなどを紐解いて分析された下記の興味深い記事を参考にしました。①~③とも、毛色は違えど自分としては興味のある課題なので、デジタル技術を学びつつ、いろいろな記事にアンテナを張っていたいと考えています。
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