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『あ、お水が流れてる…』

私の目から涙が出ているのを見て、そう呟いたのは2歳児の女の子。

(※なぜ涙が出ていたのかは忘れました。)

〝どうして目から水が出てきたのだろう?〟と不思議そうに私の顔を覗き込む2歳児。

目から出発した涙が、頬を伝って流れていくのを、ちっちゃな指でそーっとなぞっています。

水の動きってすごく不思議。

タイヤも足もついていないのに、スルスルと動いていくんだから。

「これは水じゃなくて〝涙〟っていうんだよ」

私がそう言うと、

『な・み・だぁ?』と、目をまあるくする2歳児。

あぁなんて可愛いんだろう!
この際、水でも涙でも、なんでもいいや。

このとき、2歳児と私の顔がめちゃめちゃ近いのは想像できると思う。私は、距離が近いのが得意ではないのだが〝水の不思議〟に魅了されている2歳児の真剣な目を前にして、とにかく動かないように全集中だった。笑

水の不思議を感じよう!とか
水の冷たさや感触を楽しもう!とか

水遊びやプール遊びのねらいでよく設定するけれど

子ども達は、日々の些細なことから〝不思議〟を感じて〝探求〟していくのだなと思った!

そう考えると〝涙〟も保育資源なのかもしれないな🌈

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