見出し画像

「言葉と心が一致するには?」とお悩みの貴方へタロットから贈られるタロット物語り

この物語は特定の方の相談を受けて、タロットに聴いた物語です。タロットの展開をベースに物語にしています。
相談者そのものの現状を伝えているのではなく、相談者がこの物語読むことで、相談内容に対する解決の糸口やヒントが得られるような、そんなものが隠されている物語です。


(はじまり はじまり)

姉がデザインを考える。そのデザインに私の感性を織りまぜ織物を織りなす。二人でオリジナルの織物を作る。
夢中になって作品作りをした。良い作品が出来るのだけど、私はこの織物をどうやって世に出していいかわからない。

安く買い叩かれたりなどしたくない、これはただの織物ではなく作品なのだから。
だけど、この作品を理解できる人が周りにはいない。どうしたらいいかわからない。八方塞がり。
ある時、見慣れぬ商人に声をかけられた。
行商の途中でこの町は目的の町ではないが、急に立ち寄りたくなったとのこと。少し休みたいとのことだったので、私の家で休んでもらうことにした。そして、思いきって、私達の織物を見せてみた。
すると、素晴らしい作品だと、とても気に入ってくれた。今ある織物の全てを買いたいと。相場など分からなかったが、これを作品だと認めてくれたことが嬉しかった。
「このタイミングを逃してはならない」と、すぐにその場で承諾した。商人は、少し休むとすぐに旅立っていった。
しばらくすると、私たちの織物を買いたいと商人が次から次からにやってきた。あの商人から話を聞いたようだ。私たちは価格ではなくこの作品が理解できる人にのみ売り、より美しいものを作ることに集中した。


物語が書き換えられます。書き換えられた物語を比較することで今の貴方にヒントが贈られます。



夢中になって作品作りをした。とにかくたくさん作った。納得のいくものがたくさん出来たが、たくさんの在庫を抱えることになった。
納得いかないものは廃棄する。廃棄する方が、在庫を遥かに越える。廃棄の前でうなだれていると、家族が心配そうに近づいてきたが言葉がでない。
「何も考えられない。とにかく少し休もう。」

私が休んでいると、家族がほっとしたよう顔で私の世話をしてくれた。
どうも、在庫や廃棄の山が心配だったのではなく、私のことを心配してくれていたようだ。家族の温かさを味わった。

(おしまい)


物語を声に出して読んでみると、どの部分に自分が強く反応するか分かりやすく、ご自身にとって大事なことが比較的分かりやすいかもしれません。
物語を何度も読んだり思い返したりすると、あるとき、ふと気づき、ストンと府に落ちたりするかもしれません。

アドバイスは後日改めて追記します。
まずは、この物語を読んでみてのご自身の感じたこと心の動きに目を向けてください。


【アドバイス】
織物を作ること、思い出を表しているようにも解釈出来るように思います。
思い出は、これ以上なにも出来ないと思ってたけど、今回のタロット物語を受けたことで、新たな思い出は作れなくても思い出を深めることは出来ると言うことに気づいた。
または、気付こうとしているのではないでしょうか。
大切なのは量ではなく中身なんだと、コツコツと思い出の考察を深めることで、その思い出は新たな輝きを得ることになりそう。

書き換え後は今までの仕事などでのこととも解釈が出来そう。
お客様とのやり取りや職場の人達と情報共有しながら自分なりの関わり方を見いだしていったとか。
そして、それられで培ったものをそのまま抱えて、新たな道にすすまれている様子かなと。

私はコールセンターをほんの少しかじりましたが、正しい言葉遣いを知ると、そうじゃない言葉が耳障りで、気になるし直したい衝動が出たりしました。
でも、正しい言葉を知らなければ、どっちでもいい、気にならず話ができるし、お客様にとってはどうでもいいことだったりするときがあります。

そんな感じで、正しいと思える答えを持っているがゆえに、ダメとか出来てないとか、失敗とかに思え、そこに目が行きすぎてるのかもしれませんが、自分が思ってるように周りは思ってなかったりってあるよとタロットは教えてくれてるように思います。

「言葉と心が一致するには?」の答えとして、あなたがおしゃってた通り過去の思い出に影響はあるのだと思いますし、その思い出はこれからコツコツと考察など積み重ねて行くと、全く違った印象に変わるように思えます。
書き換え前は深い潜在意識の話なように思えました。

書き換え後は顕在意識において、自分が思う正解が相手や周りにとっての正解とは限らないのだから、間違いも失敗もそんなものない。だから、思ったこと口にしていいんだって思うことじゃないかなと思いました。

※より具体的なアドバイスは直接、相談者に伝えていますが、偶然、この文章を読まれた方の何か参考になればとアドバイスを掲載しております。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?