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一流の「気くばり力」とは?5つの要素とポイントまとめ

仕事において信頼関係を生み出すスキル「気くばり力」について、仕事に活かせそうなポイントをまとめました。
(安田正著「できる人は必ず持っている一流の気くばり力」を読んで。)

気くばり力とは

気くばり力は、大きく5つの要素から成り立っています。以下の要素をバランスよく持つことで気くばり力を高めることができます。

1.俯瞰する

俯瞰力の気くばり。「全体を見る」ことで、常に先を読む力。リーダーとして頼りになる人、「できる人」と認められる人が持つ行動力、指導力、責任感、チャレンジする勇気、みんなをまとめるリーダーシップにつながる力です。

①報連相は「現状・見通し・対処」を意識する。
②「なぜ」と「いつまで」を2点セットで
③話しかけるタイミングを意識する
④打合せ・商談・接待中はコンマ数秒の気も抜かない。
⑤お礼こそ、「即、送信」

2.共感する

相手に寄り添い、スマートに気を利かせる。心が温かく、周囲から信頼されることが多いため、組織の潤滑油として重宝されます。人当たりが優しくなり、周囲からも優しくしてもらえます。共感力の高い人は繊細なタイプが多いですが、やや行動力に欠ける傾向があるため、共感力を行動で示すことが大切です。
①ひと声かける「勇気」と「手間」を惜しまない。
②気を利かせるには「共感+提案」のセットで
③自然と「気が利く人」になる言葉→「手伝いましょうか?」「私にお手伝いできることは何かあるかな?」
④ 労力、努力への「ねぎらいの気持ち」をさりげなく伝える。
⑤差し入れで職場をなごませる。

3.論理を通す

冷静でフェアな人として信頼を集める力。常に感情に流されずに物事を判断でき、安定している。「相手に対して親切なロジック」やバランス感覚も大切です。
①話の「タイトル」をつける。
②話の「もくじ」を分かりやすく
③結論→根拠の流れを意識する。
④冷静と情熱のバランスをとる。
⑤感情的なダメ出しより客観的な助言をする。
ミスの事実、経緯の確認→原因の分析→解決法の提案。
⑥トラブル処理では両者のメンツを考える。
⑦地味な仕事も進んで引き受ける。
そして継続する。信頼の貯金。見ている人は見ている。日々の小さな気くばりを積み重ねていく。

4.サービス精神を持つ

明るさや社交性の力。人を惹き付ける話し方、人当たりがよく、相手を喜ばせるサービス精神。集団やその場の雰囲気を高めることができる。サービス精神を持ちながら、隠れた努力を継続し、きちんとしたふるまいを心がければ、社会人として怖いものなしです。
①リアクションは大げさな位でOK
②相手の言った言葉の繰り返し+ポジティブコメント
③表情を変えるポイント「、目眉、口角」を意識する。
④第一印象でイメージは決まる。
⑤会話中の「うなずき」は大事。
⑥相手の気持ちを上げたいときは、話の「チョイ盛り」は効果的。
⑦「たとえ話」を使えば、助言も押し付けがましくならない。
⑧「かわいげ」を武器に目上の人の懐に積極的に飛び込もう。

5.尊重する

さりげない配慮。控えめで目立ちはしないが穏やかで忠実な人柄で周囲から信頼される力。相手を尊重する気持ちを持ち、謙虚な姿勢で、相手の考えを察することができる。場に安心感を与え、空気が読める人。話しやすい人と思われ、相談を持ちかけられるようになる。

①相手の名前を意識して呼ぶ。
②挨拶+もうひと言プラスする。
③相手の情報をメモしておく。会った人の情報を蓄積する。
④次に会った時に、必ず初めて会ったときの話題に触れる。→2回目以降で相手との距離を一気に縮める。
⑤「素直」に勝る宝なし。
⑥忍耐強く「傾聴」する。
⑦その集まりの「キーパーソン」を見つけて、その人にテンションを合わせる。
→「人見知り」と言うのをやめる。「私に気を遣ってほしい」と相手に言っているのと同じだから。
⑧待ち合わせは、相手よりも必ず先に到着しておく。→人をハラハラさせない。
⑨手柄を人に譲り、「花を持たせる」ことも惜しまない。→人の功績を尊重する。謙虚な姿勢は美しい。尊敬を集める。相手を立てられるひとは、ひそかにみんなからリスペクトされている。

以上、「一流の気くばり力」のまとめでした。
小さな気くばりを意識して、コツコツ積み重ねていくことが大事だなと思いました。気くばりの5つの要素、参考になれば幸いです。
ありがとうございました☺️❗




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