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新型コロナウイルス感染症のワクチンについて

こんにちは!メディスターの竹内綾華です。
本日も、コラムをお送りします。最後までご覧下さい!

☆あやかふぇコラム☆
《vol.72 新型コロナウイルス感染症のワクチンについて》

いよいよ、明日2月17日(水)から、新型コロナウイルス感染症のワクチン先行接種が、医療従事者4万人を対象に始まります。
このうち、半数の2万人の方には継続的に観察日誌を記入いただき、接種の安全性について調査を行います。

医療従事者の推計は、全国で370万人。今後接種がどんどん進められていく見込みです。

ワクチンの効果や副反応については、国が情報を発信しています。
様々な情報が出回っていると思いますが、正確な情報をきちんと理解した上で、接種するのかしないのかを判断する必要がありますね。

簡単にまとめると、
○効果
2回の接種で95%の有効性で、発熱やせきなどの症状が出ること(発症)を防ぐことが認められている
※インフルエンザワクチンは40〜60%

○副反応
ワクチンを2回接種後に、接種部位の痛みは約80%に、37.5度以上の発熱が約33%、疲労・倦怠感が約60%の方に認められています。
アナフィラキシーの発生頻度は、市販後米国で100万人に5人程度と報告されています。
日本での接種では、ワクチン接種後15~30分経過を見て、万が一アナフィラキシーが起きても医療従事者が必要な対応を行います。

効果があることは、理解いただけると思いますが、どうしても気になるのが副反応ですよね。
ただ、副反応はどのようなワクチンにもあるものです。ゼロということはありません。インフルエンザの予防接種も、発熱したり風邪のような症状が出る方が結構いらっしゃるのではないでしょうか。
割合としては多く見えるかもしれませんが、新型コロナウイルス感染症への感染と天秤にかけると、効果の方が勝つのではないかと個人的には考えています。

また、重篤な副反応であるアナフィラキシーは100万に5人と非常に低い確率での発生です。
子宮頸がんワクチンも以前話題になりましたが、確率が非常に低いことを恐れすぎて、罹患するリスクをあげてしまうのもいかがなものかと思います。
※ワクチンを打たないことによって亡くなる可能性の方が、ワクチンを打つことによっての重篤症状に陥る可能性よりもはるかに高いというのは、よくあることです。

いずれにしても、正しい情報を知り、納得した上で判断ができることが一番だと思います。後悔のない選択をしたいですね!

*キャリア相談はいつでも受け付けております。


本日もお読みいただきありがとうございました!​

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