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2020年度は医療費が減少!?

こんにちは!メディスターの竹内綾華です。
本日も、コラムをお送りします。最後までご覧下さい!

☆あやかふぇコラム☆
《vol.75 2020年度は医療費が減少!?》

今日はとても寒かったですね。温かい日も増えてきていますが、急に冷え込むと体調を崩しやすいと思いますので、お気を付けて下さいね♪

さて、2020年度は医療費が減少するかもしれないというニュースが飛び込んできました!

2020年度は2021年3月までを指しますので、まだ見込みではあるものの、
およそ2〜3%国民医療費が減りそうなのです。
これだけの大きな低下、国民皆保険となった1961年4月(1961年度)からの60年間で初めてこと。

これは、紛れもなく新型コロナウイルス感染症の影響だと言えるでしょう。
理由は2つあります。

①対策を行うことで、感染症が抑制された

毎年この時期だと、インフルエンザが流行していますが、今年は全然ですよね。
新型コロナウイルス感染症の対策が当たり前となり、そもそも外出を控えたり、外出をするとしてもマスクの着用や手洗い・うがい・手指消毒が徹底されるようになり、他の感染症が抑制されています。
それにより、受診が減っているのです。


②不要不急の受診を控えた

2020年度、「不要不急の外出は控えましょう」という呼びかけを何度も聞きましたよね。
旅行や大人数での外食を控えるという動きの他に、病院やクリニックの受診控えも起きているのです。
日本の医療は「フリーアクセス」の体制をとっていますので、基本的にいつでも誰でもどこでも受診することが可能です。
それは、いざと言う時にとても助かる一方、不要不急なのに受診する「コンビニ受診」を生み出すという課題もあります。

しかし、新型コロナウイルス感染症が流行したことによって、医療機関を受診することでかえって感染症をもらってきてしまうリスクなども考慮し、コンビニ受診を控える人が増えたと想定されます。
診療科別でみると、耳鼻科と小児科の医療費が大きく下がっているとのこと。耳鼻科はちょっとした風邪でも、受診しがちですし、小児科は医療費があまりかからないこともあり気軽に受診しやすい診療科です。
もちろん、あまりに受診控えをしすぎて、とりかえしのつかないことになっては元も子もないので、必要な時は受診する必要はあると思います。

2020年度の医療費の結果も受けて、今後の医療体制も少しずつ変わってくる可能性もありますね。どのような動きが出てくるのか、引き続き注目していきたいと思います!

*キャリア相談はいつでも受け付けております。

本日もお読みいただきありがとうございます。



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