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営業からマーケティングへ転身!個人のWILLを叶え、誰もがなりたい自分に挑戦できる社内公募「ポテチャレ制度」とは

TalentXは、企業価値1兆円の令和を代表する会社を創ることを目指して日々邁進しています。代表の鈴木は、歴史に名を残す企業はすべて傍から見ても「らしさ」が一目瞭然であると話します。また、この強いカルチャー醸成には、新卒社員の力が欠かせません。
当社は創業時より新卒採用を始め、2020年に一期生が入社しました。ビジョナリーカンパニーを本気で創るという想いで、経営陣含めて新卒採用に力を入れて取り組んでいます。より組織を大きく、事業を力強く前進させようと、2025年度の新卒採用の目標を昨対比2倍の20名に据えています。

今回は、ともに働く人材に重きを置く当社ならではの新たな人事制度「ポテチャレ制度」にスポットライトを当て、中長期的な社員のキャリア育成や挑戦環境について深掘りました。実際に制度を活用した社員にもインタビューをしていますので、ぜひ最後までご覧ください。

※本記事の内容は2024年6月公開時点のものです。


社内公募「ポテチャレ制度」とは

個々のWILLを明確化し、挑戦の機会を創る

「自身のポテンシャル解放にチャレンジ」略して「ポテチャレ制度」。今後の社員数拡大を見越した試験的な施策として2024年3月に第1回目の社内公募を行いました。

本制度導入の目的は、社員のポテンシャルをさらに解放させることです。「人と組織のポテンシャルを解放する社会の創造」をパーパスとする当社だからこそ、社員の前向きな意思を最大限尊重し、互いにポテンシャルを解放して事業を前進させようという思いが込められています。

一般的にベンチャーでは個人の意思のもと他部署を経験したり、キャリア相談の体制が整っていないのではないかと思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし「安心と挑戦」の環境作りを大切にしているTalentXでは、半期に一度の目標設定に「WILLベースキャリア」という制度を取り入れ、目標設定シートには「1年後、キャリア開発(異動)したいポジション」の記載欄を設けています(詳しくはこちら)。ここでは業務上の目標を定めるに留まらず、社員ひとり一人の目指す理想像やそこに到達するまでの取り組み方について上長と1対1でとことん深掘ります。
上記を経て個々人のWILLが明確になったうえで、社員それぞれが積極的に手を挙げる機会を提供するためにポテチャレ制度の導入に至りました。

MyReferのインターナルモビリティ機能を活用

採用SaaSを提供している当社だからこそMyReferのインターナルモビリティ機能を活用し、TalentX専用のMyRefer求人の一覧にポテチャレ制度用の求人を掲載しました。
個人のWILLを実現するためにチャレンジしたい職種がある場合に応募が可能です。

実際の応募画面

半期に一度の目標設定で、なりたい自分を明確化

さて、今回は自身のキャリア形成に「ポテチャレ制度」を活用し、営業からマーケティング部へ転身した中村さんに、新たな職種へチャレンジした思いや制度のメリット、キャリアの展望などについて伺いました。

プロフィール
中村真由さん
セールス&マーケティング部マーケティング
2018年に関西外国語大学卒業後、ウエディングプランナーとして勤務。その後、福祉業界特化型の人材会社に転職し、両面型の営業に従事。チームや部のマネジメント、人事業務なども担当したのち、2022年にTalentXに入社。約1年半営業に従事し、今年4月にポテチャレ制度を活用してマーケティング部に異動。現在は顧客登壇や自社、共催などセミナー全般の企画から運営までをメインで担当している。

——まずは中村さんのこれまでの経歴と、TalentXに入社してからの業務について教えてください。

中村:
新卒では、今後長く働き続けるうえでどこでも通用するコミュニケーションスキルや所作、マナーを学びたいという思いでウエディングプランナーを選びました。そこでの学びを活かし、営業で活躍したいと人材業界へ転職し、CA・RA両面(キャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザー)の営業を経験しました。1,2年でトップを目指し、1年でリーダーに、そして部署全体を管掌したのちマネジメントメインとなり、並行して面接や組織作りの部分にも携わっていました。当初の計画通り3年で一通りの経験ができ、新たな学びを得たいという考えから次はtoBの法人営業の経験を積みたいと思っていました。
ただ、前職の職場に不満はなく、良い出会いがあったら転職しようという温度感のなか、「リファラル」に目を付けた面白い会社があるとTalentXに出合いました。私自身も人材会社にいたのでリファラルの価値は分かっていましたし、TalentXの面接を重ねるなかでここまで真摯にいち候補者の私と向き合ってくれることに衝撃を受け、人生を預かる覚悟でいるのだと胸が熱くなり、入社に至りました。

転職をして入社半年間は、取締役の細田さんと1対1でMyTalentの営業スタイルの型化に取り組みました。その後、TAというフィールドセールスの営業チームに加わり、MyTalentやMyReferの販売に注力しました。そこでは新卒の教育係も担当し、1年半ほど在籍しました。
現在のマーケティング部では、コンテンツチームのなかでセミナーをメインに担当し、お客様に価値を届けるコンテンツ作りに取り組んでいます。

——ポテチャレを活用し、これまでの営業から思い切って職種転換を決意した背景を教えていただけますか。

中村:
これまで5、6年間、営業一筋でした。営業が得意分野であり、自他ともにこのまま続けると思っていましたが、世の中にたくさんの職種があるなかで、営業以外の経験も積みたい気持ちが強くなっていました。さらに明確な意思となったのは、当社で半年に一度行われる目標設定がきっかけです。そこでは赤ん坊の頃まで遡り、なぜその選択をしたか、なぜそう思ったのか、その感情って正しいのか事細かに上長と確認します。営業の括りを外した時に、自分の得意なことや苦手なこと、どういう組織貢献ができているのかなど深く考え、自分の知らない私自身を発見する、そういう貴重な機会です。

そして徹底的に自分と向き合い言語化できた時には、営業でなくとも私が活躍できる職種があるはずという気持ちと、それであれば別の職種を経験したいと気持ちが固まっていきました。

営業で培った「お客様思考」をマーケティングで活かしたい

——そこから転職ではなく社内で、かつマーケティング部に応募を決めたのはどういう理由からでしょうか。

中村:
なぜ転職ではなく社内かという点に関しては、2つの理由があります。1つは、現職で培った信頼を活かしたいということです。転職ではゼロから周囲と信頼関係を築く必要がありますが、社内で積み上げた信頼を大切にしたい気持ちが強くありました。もう1つは、築いた信頼のうえで、業務以外でも貢献したいと思ったからです。例えば営業でいうと、売上を上げるのはもちろんですが、それだけではなくチームの関係性を良くするメンバーも同様に尊敬しています。チームの特性に合わせた伸びしろを埋めたり社会人の先輩として指導したり、数字を上げる以外の面での貢献もしていきたいと感じていました。

マーケティング部に決めた理由は、お客様にとって何が最適か、何を求めていらっしゃるかなどを徹底して考える本質は営業に通ずると思ったからです。 届ける先が1人(1社)からマスになる点は異なりますが、これまで営業に専念してきたからこそ、なぜこの商品を多くの方が買ってくださるのか、お客様は何に困ってお問い合わせをしてくれたのか分かることは大きな強みだと自負しています。私だからこそ、マーケティング部の一員として貢献できるのではないかと思い、今回チャレンジしました。

ポテチャレ制度最大のメリットは、成長した自分を売り込めること

——中村さんが感じる、ポテチャレ制度のメリットはどういうところですか。

中村:
ポテチャレ制度は、成長した自分を売り込める機会だと思います。
定期的な目標設定は、なりたい自分と現状の乖離を認識し、どうすれば追いつけるのかを考えて作っていくフェーズにあると思います。

また、一生この職種を続けていくと堅く誓っている人の方が少数派だと思っているので、いつでもチャレンジできる機会を会社が用意してくれていたり、気軽に意思表示ができたりするのは安心感につながると思います。直属の上司には気兼ねして伝えづらい相談ができる場があることも良いですよね。
キャリア面談の依頼には敷居が高く感じるものの、ポテチャレ制度であればポジティブに挑戦できる点もメリットではないでしょうか。

——応募から決定までのフローを教えてください。

中村:
応募の際にキャリア面談の実施を選べるので、実施を依頼しました。私としては、会社に用意いただいたこのチャンスにしっかり意思表示をしたかったので、キャリア面談実施の一択でした。その後すぐにCHROの中村さんとの面談が入り、異動したい理由や活躍できると思う理由について質問に答え、そのうえでフィードバックもいただきました。その後は、マーケティング部を管轄している細田さんとの面談です。入社してから細田さんと目標設定面談を行う機会が何度もあったので、その都度、私の考えや新しいキャリアへチャレンジしたい思いは伝えてきました。当社は「人と組織のポテンシャルの解放」を掲げているので、ポテチャレ制度が作られる前から、成果とセットで自分の思いを伝え続けたら道は開けると考えていました。ですので、ポテチャレ制度に応募することは事前にお話ししていませんでしたが、応募後の面談では詳細の業務内容や私自身の覚悟について再度確かめる時間となりました。

——実際に異動してからの学びや、心がけていることを教えていただけますか。

中村:
とにかく営業の時に求められていた自分への期待値は絶対に維持しようと思っていました。 例えばもし私が転職していたら、周囲の年齢関係なく自分が1番下っ端として働くことを意識したと思いますが、社内異動で求められることは、すぐに後輩育成をしたり、チームの関係構築ができたり、何かを企画できたりすることなので、職種では素人にも関わらず中堅として入る点は良くもあり難しくもあり、意識的に頑張っているところです。

異動が決まって業務が始まるまでに数日あったので、前期の数字に目を凝らしてそこに書かれているマーケティング用語を単語帳にして調べるなど、ある程度の部内の前提知識のインプットは行いました。
また、異動してからはとにかく発言するよう心がけています。気後れせずに、まずはアイデアを出すことを意識しています。営業でもマーケティングでも大切なのは顧客理解であり、その点はこれまで営業としてフロントに経ってきた私が1番分かる部分だと思っているので、部署を異動してからも、こちらのお客様にはこの提案が最適だという意見の共有は積極的に行っています。
また、社会人としての仕事への向き合い方には自負がありますし、できているべきだと思っているので、後輩のメンバーに教えられることは責任を持って伝えています。

経験と知識を積み重ね、将来は採用マーケターへ

TalentXのカルチャー創りを牽引する集団「TXC7」の一員としても活躍する中村さん

——中村さんの今後の展望をお聞かせください。

中村:
まずは現在のチームでの仕事を全うすること。そのうえで、複数の職種を経験してきたからこそ、挑戦機会を掴むためにはそれ相応の頑張りが必要であることや、異動してからもこんな努力が必要だということを自ら行動で示していきたいです。
女性ならではの視点では、年齢を重ねたり周囲の状況に伴い働き方が変わることへの不安を抱える人も多いかもしれませんが、忙しい印象のあるマーケティング部において、自分の頑張り次第で働き方をデザインできるということを証明し、若い人達にも伝えていきたいです。

また、社内でのキャリアとしては、これまでtoCでの営業経験や人事領域、マネジメントの経験から、ひとりの人生に影響を与えることにやりがいを感じてきたので、人事としてのキャリアを積みたい思いがあります。TalentXは採用マーケティングを謳っている会社なので、当社の営業とマーケティングの知識を蓄えたうえで、ゆくゆくは採用マーケターとして活躍できたらうれしく思います。

おわりに

ポテチャレ制度を活用し、「お客様思考」の強みを活かして営業からマーケティングへの職種変換を遂げた中村さん。「機会は用意されるものではなく、自ら掴みにいくもの」という意志のもと、日頃から目標設定の際に自身のWILLの解像度を高め、信念を貫いてキャリアを創る姿勢が印象的です。

TalentXでは、「人と組織のポテンシャルを解放する」というパーパスのように、当社で働くメンバーのポテンシャルを解放するため、中長期的にキャリアを築く後押しを行っています。
自身のキャリアを見つめ、解像度高く挑戦していきたいと思っている方、ぜひご連絡をお待ちしています!


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