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地元にUターンして独立開業 | まいぷれパートナーの起業事例紹介

まいぷれ本部(株式会社フューチャーリンクネットワーク)の佐藤です。

前回に引き続き、「まいぷれ事業」で独立開業された方のエピソードを紹介していきます!
今回は、地元・鹿児島にUターンして独立起業された方のエピソードです。ここ数年で「Uターン」や「Iターン」という言葉をよく聞くようになりましたが、なぜこの方がUターンしての独立を決意したのか、そこにはどんな苦労があったのか、必見です!


★今回紹介する起業家

株式会社CANFORA COMPANI 代表取締役 平田 宗嗣さん
長年都内の教育関連企業に営業として勤務。福岡支社に異動した後、退職し、学習塾のアドバイザーとして働く。その後、中学生時代を過ごした地元鹿児島へのUターンを決意。
まいぷれアカデミー(※)を受講後に独立開業し、2019年6月から「まいぷれ薩摩川内市・さつま町」を運営しています。

(※)…まいぷれアカデミーについては前回記事を参照ください!

1.独立の決意と地元の課題

会社員として長年都内で働き、福岡へ異動された平田さん。どんなきっかけがあり、独立を決意したのでしょうか。

「私はもともと教育関連の会社の東京本社で働いていました。2010年ごろ福岡支社へ異動となり、その6年後に東京本社に戻ってこいと会社に言われたんです。それをきっかけに独立を考え始めました」

独立の決意後は、準備期間として大手学習塾のスーパーバイザーとして働いた平田さん。そんな彼が、鹿児島でまいぷれ事業をやることを決めた理由は、地元で感じたある課題にあるそうです。

「ちょうどその時、中学生時代を過ごした鹿児島で同窓会があったんです。そこで同級生から聞いた話は『若い世代が地元に残らない』ということでした。実際に、私の地元は全国トップクラスの過疎化率で、大きな課題を感じました

「そんな中で、地域と関りながら仕事をできる『まいぷれ』に興味を持ちました。実は、学習塾系のフランチャイズを調べていたら、たまたま『まいぷれ』の資料も入っており、そこに運命も感じましたね」

2.事業の立ち上げ準備は入念に

まいぷれでの独立を決めた後は、創業者支援制度である「まいぷれアカデミー」を利用された平田さん。当時は、資金面の相談もしていました。

「サラリーマン時代の貯えもありましたが、それだけでは心許なかったです。そこで、フューチャーリンクネットワークに政策金融公庫の担当者を紹介していただき、融資を受けました。税理士さんも紹介してもらいましたね」

営業スタッフ時代には優秀な成績を残し、営業には自信があった平田さん。まずは1人で始めるか、組織を作るか、どのように決めたのでしょうか。

「サラリーマン時代にはMVPを獲得したこともあったので、それなりに営業には自信がありました。しかし、経験のない業界だったので、うまくいっている人の話を素直に聞こうという思いもありました。そんな中で『早めに人を入れた方が良い』というアドバイスを先輩創業者からもらったことをきっかけに、求人募集を開始しました。結果的に考えると、この時に人を雇って、スタートダッシュできたことは大きかったと思います」

3.同じ想いを持って動くメンバー

先輩創業者の意見も参考にしながら、事業を開始した平田さん。営業開始当初はどのような変遷をたどったのでしょうか。

「地元にネットワークのある方などが入社したおかげもあり、営業体制が強化されて、月10件は安定して契約が取れるようになりました。そして、契約が取れると、取材・編集業務が立て込んでくるので、在宅のライターさんを2名追加採用しました。まいぷれでは、働き方が自由であったり、得意不得意に合わせて分業もできたりするので、その時々に合わせて体制は作っていますね」

雇用をすることで体制を作り、うまく事業を回していた平田さんですが、雇用するための工夫もされていたようです。

「良い人材を集めるためにも、時給は最低賃金より200円高く設定しました。他にも、メンバーのモチベーションのためにインセンティブ制度を導入しています。ただ、そもそも地方だとまいぷれのような仕事はあまりないので、魅力的な仕事だと思います。地域貢献は、誰もが抱える想いなので、みんなが同じ方向を向いて頑張れていますね


その後、地域での異業種交流会などを積極的に開き、地域活性化に貢献する平田さん。夢であった学習塾の開校も叶え、さらには自治体との情報協定も結び、ますます勢いをつけています。これからの平田さんのご活躍に目が離せません!!

▼薩摩川内市と協定締結を行った様子

もう少し詳細な体験談はこちらから


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