生まれ育った地元の活性化に貢献したい | まいぷれパートナーの起業事例紹介
北海道小樽市で起業して地域活性化に取り組むパートナー企業をご紹介します。起業にあたっての想いや「なぜ、まいぷれ事業を選んだのか」など実際のお話をお聞きしました！
まいぷれ本部（株式会社フューチャーリンクネットワーク）の田口です。
さっそくですが、皆さん「起業」ってどんなイメージをお持ちですか？
期待と不安、様々なものを連想されるかと思います。
私たち「まいぷれ」本部では仕事柄、起業・新規事業立上げをされる方々とのお付き合いが主になります。どの起業家・経営者の方にも胸打たれるエピソードがあり、「こんなエピソードを私たちの中だけで留めておくのはもったいない！」ということで事例紹介をしてみたいと思います。
今回紹介するのは、【まいぷれアカデミー】創業支援制度を利用して起業された方のエピソードです。
まいぷれアカデミーとは？
「地域で起業する方を全力で応援！」というスローガンのもと、新規に起業・独立の選択肢として「まいぷれ事業」を検討される方の支援を行っています。「まいぷれ事業」制度のご説明から法人設立・融資申請に関するご相談まで日々ご対応しています。
フューチャーリンクネットワーク内で「全国で地域を元気にする社長をつくる」という想いから活動が2015年に始まり、これまでこの「まいぷれアカデミー」制度を利用して起業された方は累計30名以上にのぼっています！
★今回紹介する起業家
株式会社みなとまち情報社 代表取締役 湊 一浩さん
地域の活性化に貢献し、地域とともに成長する企業を目指して2018年1月に創業者の湊さんが設立。
地域情報プラットフォーム「まいぷれ」を小樽エリアで運営し町の様々な情報を集約し地域の人々や観光に訪れる人にネットを通して発信して、地域情報の流通の促進を図り、地域経済・コミュニティーの活性化を図ることを目的とした事業を行っています。
1．創業地・小樽の課題と、創業の想い
湊さんが活動拠点として選んだのは、地元の「小樽市」。観光地としてスポットライトが当たる印象がありますが、住んでいる立場では不安があったそう。
「私の住む小樽は、観光地として名が知られているものの、全国的にもトップクラスで人口減少、高齢化が進み、一市民として将来に不安を感じていました……。
地元のために何かしたい。前職（観光ホテル勤務）の経験から、地域活性化や観光振興について情報収集する中で想いが強くなっていきました」
2．利用した「まいぷれアカデミー」の支援
「自分のニーズにぴったりはまる事業があった」
「情報収集する中で自分に合った事業を探していました。
そんなときに出会ったのが、地域情報プラットフォーム【まいぷれ】の運営です。これなら自分で会社を経営しながら地域活性化に貢献できる、と思いました。
もちろん自分が本当に経営者になれるのか、自信もなく様々な葛藤がありましたが、何かを始めないと前に進めないと思って問合せをしたのがきっかけです」
そんな湊さんが利用したのが「まいぷれアカデミー講座」です。
▼まいぷれアカデミー講座とは
「まいぷれ運営事業」を検討される際に、本来であれば加盟後に経験できる研修や視察の一部を先に体験できるプログラムとなっています。検討内容をまいぷれ事業に絞った方だけでなく、様々な起業に関するお悩みをお寄せいただくことも多くあります。
「このまいぷれアカデミーを通じて、創業融資申請サポートなど起業までのバックアップが充実していると感じました。創業への道筋が描けて、帰りの飛行機で加盟を心に決めたのを覚えています。
また、私の場合は家族が創業を応援してくれたことも大きかったですね」
3．創業のやりがいと苦労
同じく地域を盛り上げたい方々との新たな出会いに刺激を受ける日々
「創業後は本当に様々な業種の方々と関わり合うことができています。他にも地域活性化の活動をしている方とつながりができ、その方々と意見交換することが刺激になっています」
社会が混乱した2020年においても、湊さんはその状況で自分にできることがないかと日々活動していました。全国に先駆けてタクシー会社とタッグを組んでデリバリーサービスを仕掛けたり、テイクアウト特集を組んで地域の人たちに便利な情報を届けたり。
▼地域新聞に取り上げられた「出前タクシー」
https://otaru.keizai.biz/headline/605/
▼まいぷれ小樽市 テイクアウト特集
https://otaru.mypl.net/article/takeout_otaru
経営者として会社を持続可能な状態にもっていくのは、自分の努力が不可欠
フランチャイズの仕組みを利用して事業を軌道に乗せていますが、それ以上に経営者としての強い覚悟を湊さんからお聞きしました。
「まいぷれ本部であるフューチャーリンクネットワークの知見やサポートを活用し、実際、営業経験がなかった自分も、研修で学んだことをそのまま実践しているだけで契約が取れています。
しかし、実際に現地で動き、売上を作っていくのは自分自身。フューチャーリンクネットワークのサポートに頼りすぎず、経営者としての責任と覚悟をもって、会社を持続可能な状態に持っていくためには、自分の努力が全てだと思っています」
地域で活動する熱意を持ち、それを経営意識に落とし込んでいる湊さんは着実に経営規模を拡大し、2022年には契約店舗数が200件を突破しました。
ご自身の掲げるさらなる地域活性化に向けて、今後も精力的に活動していきます。
もう少し詳細な体験談はこちらから
最後までご覧いただきありがとうございます。
今後も起業家エピソードや、起業・新規事業にまつわる情報を紹介してまいります。
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