みょん@ライター

1977年仙台生まれ、東京育ち。専門誌編集→業界紙記者→社内報編集→スタートアップ社員…

みょん@ライター

1977年仙台生まれ、東京育ち。専門誌編集→業界紙記者→社内報編集→スタートアップ社員ライター→フリーライター。好物はお寿司、苦手なものはネギ。希少姓で苦労しています。 https://writer-pr.com/

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  • モロッコ旅①~⑤

    2024年2月15~24日のモロッコ一人旅の記録です

最近の記事

  • 固定された記事

Ⅰは何しにスタートアップへ?なぜか創業期に紛れ込み、5年過ごした40代ライターの話

「M&Aクラウド(※)での経験を振り返るnoteを書くのはどう?」 私の退職決定後、そう勧めてくれたのはCEOの及川さん。元上長でもあり、私がフリーになることを最後は心から応援してくれた。 「で、記事のラストは『お仕事募集』にしたらいいんじゃない?」という提案に、私は迷っていた。 私はもともと特にスタートアップに関心のあった人間ではない。 (さらに言うと、M&Aともテクノロジーとも縁が薄く、どちらもむしろ苦手分野だった) ライターとして楽しく、比較的自由に働ける環境を求

    • 7歳だった私へ ♯未来のためにできること

      今年の春、あなたが突然現れたときは本当にびっくりした。そして、混乱した。何十年もあなたのことを忘れていたから。あなたなんて、いないつもりでいたから。 あの日7歳だったか8歳だったか、私はもう覚えていない。学校帰り、住んでいた集合住宅の階段下で、あなたは知らない男に体を触られ、相手の体にも触らされた。自転車置き場の狭いすき間に押し込められ、声もほとんど出せなかった。 あなたは誰にも話さなかった。「もうまともな子ではなくなってしまった」と感じたこと、私もはっきり思い出せる。起

      • お世話になった美容師さんが――。昨日お店のメルマガを開くと「天国へと旅立ち」の文字が目に飛び込んできた。穏やかなエネルギーあふれる、かっこいい人。独自の理論や素敵なお店以上の何かを、みんなに遺した人。ご病気からも必ず復活されると思っていた。まだ信じられないけれど、出遭いに感謝。

        • 性犯罪から子どもを守るためには:刑法の現状はどうなってる?

          子どもに対する性犯罪のニュースが相次いでいます。よく「日本は性犯罪者に対して甘すぎる」という声が聞かれますが、実態はどうなのか調べてみました。 市民感情と司法にギャップがある?パリオリンピックのビーチバレーに、過去に少女への性暴力で逮捕され、服役したオランダ選手が出場したことが話題になりました。巷の声は賛否両論で、日本では否定的な意見が多かったように思います。 性犯罪を犯した人がオリンピアンと聞き、他国のことながら私も違和感を覚えました。偽証や横領といった罪状であれば、「

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        • モロッコ旅①~⑤
          5本

        記事

          モロッコ旅⑤シェフシャウエン&帰国:絶景とミントティー。優雅で巧みな接客術

          2024年2月15~24日のモロッコ一人旅の記録です。マラケシュ、サハラ砂漠、フェズを回り、最後に足を伸ばしたのは人気の青い町、シェフシャウエン。シリーズ最終回の今回は、フェズから日帰りで訪れたシェフシャウエン(2月22日)と、カサブランカ経由での帰国(2月23~24日)の模様をお送りします。 ▼ 前日のフェズ観光(2月21日)の模様はこちら ▼ 初日(2月15~16日)から読まれる方はこちら 丘の上の青い町・シェフシャウエンフェズから国営バス(CTM)を使い、シェフシ

          モロッコ旅⑤シェフシャウエン&帰国:絶景とミントティー。優雅で巧みな接客術

          モロッコ旅④フェズ:方向音痴撃沈…リアル迷路の古都はガイドと共に

          2024年2月15~24日のモロッコ一人旅の記録です。マラケシュから2泊3日のサハラ砂漠ツアーを終え、到着したのは白い古都フェズ。迷路のような旧市街を散策した2月21日の模様をお送りします。 ▼ サハラツアー(2月18~20日)の模様はこちら ▼ 初日(2月15~16日)から読まれる方はこちら モロッコ名物のリヤドに泊まる3泊したフェズの宿はリヤド。リヤドはモロッコの古い邸宅を改装した宿泊施設で、90年代から増え始め、今ではリヤド選びがこの国を訪れる旅行客の楽しみの一つ

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          モロッコ旅③サハラツアー:気分は隊商⁉6カ国のツアーメイトと砂の世界へ

          2024年2月15~24日のモロッコ一人旅の記録です。最初の宿泊地・マラケシュの観光を終え、いざ憧れのサハラ砂漠へ! マラケシュ発、フェズ着の2泊3日のツアー(2月18~20日)の模様をお送りします。 ▼ ピンクシティ・マラケシュを満喫した前日(2月17日)の模様はこちら ▼ 初日(2月15~16日)から読まれる方はこちら 日本語で話せる、と思ったら…⁉18日、サハラツアーのピックアップは7:30。朝食もしっかり食べておきたかったので、7時のオープンと同時に食堂へ。一番

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          モロッコ旅②マラケシュ:絵のような光景…ローズピンクの街並みとアラベスクの宮殿

          2024年2月15~24日のモロッコ一人旅の記録です。東京からトータル1日半かかった大移動を終え、今日からいよいよ観光スタート! マラケシュ編(2月17日)をお送りします。 ▼ ドタバタの初日(2月15~16日)の模様はこちらから 大移動の翌朝は部屋でパワーチャージ17日の朝はさすがに遅く起き、食堂に入ったのは朝食時間の終わり頃。モロッコの宿の朝食は、パンとバター、ジャム、チーズ、オリーブ、コーヒーあたりが定番のようだったが、このホテル(Hotel Marrakech L

          モロッコ旅②マラケシュ:絵のような光景…ローズピンクの街並みとアラベスクの宮殿

          モロッコ旅①羽田→マラケシュ:駅で2時間待ち!人情が沁みる夜の電車旅

          2024年2月に行ってきたモロッコ一人旅、7泊10日の記録です。初めにマラケシュを観光した後、2泊3日のサハラ砂漠ツアーに参加してフェズに抜け、フェズから日帰りで青い街のシェフシャウエンも訪れました。 今までの海外旅行はヨーロッパ中心だった私にとって、モロッコ旅は少々難易度高め。ちょいちょい失敗し、ボラれもしましたが、街並みの色彩の豊かさ、イスラム建築の精緻さ、初めて目にした砂漠の美しさは、今も目に焼き付いています。 事前に宿を取り、電車・バスの時間も調べておくきっちり旅

          モロッコ旅①羽田→マラケシュ:駅で2時間待ち!人情が沁みる夜の電車旅

          「アンラッキーなカード」があっても

          「どうして私がこういう目に遭ったんだろう」と思うことが、たぶん誰の人生にもあると思う。私も今まで何度かあった。今日はこの難題に対して、今の私なりの解答(?)を書いてみたい。 ハマってしまった「なんで私が」問題直近、私がこの問いにぶつかったのは、前回の記事に書いた子ども時代に痴漢に遭った事件を思い出したとき。この件について、私はずっと「私が自分から死角(集合住宅の階段下。そこに郵便受けがあった)に入ってしまったせいで事件が起きた」と思い込んできた。でも今振り返れば、私は初めか

          「アンラッキーなカード」があっても

          MeToo、だったのに。国際女性デーによせて

          前回、直近5年間の振り返り記事を書いてから、頭のどこかが「思い出しモード」になってしまったようだ。随分遠い記憶が脈絡なく出てきて、「人間の頭ってどうなっているんだろう?」と不思議な感覚だった。が、そんな中に、少し衝撃的な記憶もあった。 先日、近所のレストランの張り紙で(なぜか)見かけた「国際女性デー」はいつだろうと思っていたら、3月8日だったようだ。だいぶ遅れてしまったが、今日は自分の気持ちの整理のために、思い切ってあの記憶について書こうと思う。当時、私は小学校低学年だった

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          toBスタートアップがオウンドメディアでできることとは?悩める40代ライターの現在地

          これはM&Aクラウドアドベントカレンダー2022の16日目の記事です。 こんにちは! M&Aクラウドでライターをしているみょんと申します。オウンドメディア「UPDATE M&Aクラウド」の記事を中心に、広報系のライティングを担当しています。 私はいわゆるひとつのゴーストライターです。ですから、自分の仕事についてはあまり明かしたくない気持ちもあるのですが……今回のアドベントカレンダーの主目的は「M&Aクラウドの中の人を知っていただく」ことなので、ここは腹をくくって書いていこ

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          自動文字起こしツールを賢く使うには?

          これはM&Aクラウド アドベントカレンダー2021の13日目の記事です。 M&Aクラウドでライターをしているみょんです。当社のM&Aプラットフォーム上の募集記事や成約インタビュー、オウンドメディア記事などを書いています。 6日目を担当したデザイナーの池田さんが社内のSlackで「私に書いてほしいテーマ」を募集し、すぐにレスポンスがたくさん付いていたので私も真似をしたら、しばらく閑古鳥でした(泣)。 今回のお題「テック」縛りでライターが書けるテーマって、ライター以外から見

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