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バチクソモテた高校時代の話


こんにちは みょーです。

僕が高校生だったのも今から10年前なので野暮なツッコミはご遠慮ください。


というかね、昔から思うんですけど「モテるでしょ?」「いやいやそんなことないですよ」って会話の流れ変じゃないですか?

変に謙遜しすぎると、逆に女性に対して失礼じゃないか?って思うんですけど、「いや~モテるんすよ~」って言われても腹立つからやっぱりいいです。



今日はフォロワーさんから「聞きたい」と言ってもらっていた、高校時代にモテた話の中から面白かったものを3つまとめたいと思います。少し触れた話もありますが、それを詳しく書いたりしてます。ちょっと長いかもですがお付き合いください。


ところでバチクソって日本語ですか。





エピソード その1


まず僕がどの程度モテたかっていうのは、手を振ったらキャーって言われるくらいです。キャー(ドン引き)じゃないです。ちゃんと黄色いキャーです。

なぜ分かるかと言うと両方言われたことがあるからです。つら



そんな僕ですが、高2のとき、同級生のイケメンに教えてもらって当時流行していたブログを始めました。まあ今思うと地獄のようなブログだったんですが、なんやかんや色んな人に見てもらってました。もし過去に戻れるなら全部消すけど。


ある日、そのブログから通知が来たんです。一気にいくつも。

ケータイが壊れたのかと思ったら友達申請でした。今でいうフォローですが、それが同時に5件きたんです。名前を見るとよく知っている人が一人。親友が夢中だった美人の先輩です。


他の人はその先輩の友達だということは知っていましたが、ほぼ顔だけ知ってるというくらいでした。そのうちの一人の彼氏さんは、同じ中学出身のちょっと怖い先輩でした。つまり一つ上のスクールカーストをシメているようなイケイケの女子グループ全員から申請が来たわけです。

『イケてる先輩女子グループに目をつけられた』事実に、中身が陰キャの僕はパニックです。確かな恐怖を感じました。


あとから分かったのですが、5人から同時に来たのは本命として関わりたかった仲間のカモフラージュと言うか、マブダチでズッ友的なノリだったみたいです。

そして、その僕が目当てのちょいワル先輩の元カレは、僕と同じ中学出身の超怖い先輩でした。その元カレと僕の雰囲気が似てたそうです。確かに部分的には似てたけど、ライオンと猫を間違えてますよ先輩。


まあその先輩なんですが、優しくていい人でした。ただ直接会話することはあまりなくて、メールでのやりとりがほとんどでした。

学園祭が近づいたある日、「漫才をするから、ちゃんと見てて」と、意味深なメールが来ました。僕は「全校生徒の前で漫才する先輩スゲー」ってアホ面してました。


今でもセンスあるコンビ名を覚えています。先輩の漫才はかなりウケていて、生徒も先生も、体育館にいる全員が先輩の掛け合いに引き込まれていました。もちろん僕も「面白いな~」とアホ面してました。

しかし、ある話題に入った瞬間から僕の血の気が引いていきます。相方の先輩が「ちょいワルって今、好きな人いるんだよね~」と言ったんです。まさかね~


そこから何故か、その相手を好きになった経緯を相方の先輩が語り始め、ちょいワル先輩は一切しゃべらずに僕の方を真っすぐに見つめてきました。


僕の頭の中は、何年も前に流行った脳内メーカーのように「アカン」でいっぱいです。皆さん知らないと思いますが、僕は陰キャなので目をそらしました。するとネタの流れが不自然な形で変わっていき、ちょいワル先輩がダンディーな数学の先生に告白して断られるというオチで漫才が終わりました。

その後、あるメールが来たので勘違いではありません。その時はなんとなくやり取りを終えましたが、ちゃんと『気持ちに応えられなくてすみませんでした』って伝えられなかった僕はたぶん陰キャだったんでしょう。



でも今思うと、全校生徒の前で堂々と告白しようとした先輩にはリスペクトしかない。もしかして、もの凄く良い人を逃したのでは……とか考えちゃいますが、もしあの時に全校生徒の前で告白を断ってたら、たぶん後で怖い先輩にシメられてたんやろなあ~





エピソード その2


高校3年になり、部活を引退して僕のメンタルが激弱になっていた頃、高校生男子特有のノリがしんどくて、普段は一人で行動するか同じクラスの優しい野球部の男子とつるんでいました。その男子は中学時代の文化祭でリンゴを握りつぶすという芸を披露するくらいに筋肉モンスターで身長も大きかったです。完全に優しい怪物です。


話は変わりますが、当時の僕は「ケツだけ二ノ」と言われるくらい美尻で、バスケで鍛えたケツの形はもはや芸術でした。なんだこの話。

だから「オレ、ケツの形めっちゃ綺麗なんよ」と自慢すると、怪物くんは確認して「ほんまや」といって、そのまましばらく触って来たので殴りました。なんだこの話。



ある日、どっかの専門学生2人(女性)が教員体験的な感じで、僕のクラスの授業を担当しました。クラスの全員ではなく、一部のグループが対象だったんですが、僕と怪物くんもそのグループでした。

以前言いましたが、僕の体系は神木隆之介さんと全く同じです。小柄でガリガリです。だから怪物くんと並ぶとその凸凹ギャップが良かったみたいです。専門学生が噂をしているのが聞こえました。もしかしてBのLがお好きなのですか?


しばらくしてると怪物くんが「おい……みょー」と小声で何かを伝えていました。

どうやら専門学生が授業の様子を撮影するためにデジタルカメラを持参していたみたいなんですが、バチバチに盗撮されていました。カメラ越しに目があったのまじで面白かった。どんな授業風景や。



結局、一緒に写真を撮ることで丸く収めましたが、怪物くんは完全にドン引きしてたのが面白かったです。


捕まってませんように





エピソード その3


またまた高校3年のとき、僕はバスケ部のマネージャーが気になっていました。ここではA子ちゃんと呼ぶことにします。

当時、良くも悪くもバスケしか頭になかった僕にとって、そのA子ちゃん以外の女子はほぼ空気だったんです。だから親友と「A子ちゃんて可愛いよね」って話を、誰かに聞かれているような場所でも気にせずに話していたようです。


そしてまたまたブログの話なのですが、1年生の女の子から友達申請が来ていました。関わるつもりは無かったのですが、断るのもアレなのでもちろん申請は許可。このとき僕は大きなミスを犯したことに気づいていませんでした。


その子の名前も“A子”だったんです。

僕が好きだったマネージャーが『鈴木A子』なら、その1年生は『佐藤A子』だったんです。


「(鈴木)A子ちゃんて可愛いよね」という会話を(佐藤)A子ちゃんに聞かれたんです。後から気づいて「しまった」と思いました。

なぜなら、その佐藤A子ちゃんはおそらく真面目な良い子で、たぶん性格がちょっとアレな友達のアレな部分に気づかない子だったんですよ。だからその子の友達がやばくて関わりたくなかったんです。首からアンパンマンのポーチ下げた高校生って何考えとんじゃアホか。


でもそんなこんなしていると、1年のA子ちゃんにもついに「みょーの好きな人は自分では無い」という事実に気づく日が来るんです。流れは忘れましたが、なんとなく分かるように裏で色々してた気がする(最低)

しかしですね。アンパンマンの首を討ち取った戦国女子が吹き込んだんだと思うんですが、可能性がないって気づいている佐藤A子に「当たって砕けろ」告白させようとしたんですよ。無理って知ってて、わざわざフラれに来ると思えんし。


しかも、あろうことか告白するために3人で僕を待ってたんです。A子、アンパン打ち首女、知らん子で僕を探してたんです。ちょいワル先輩を見習え若造ども。

僕はその3人の異様な空気を見て、「ああ今日告られるわ……」って気づいたんです。とにかくはやく家に帰りたかった僕はどうやって撒くか全力で考えました(最低)


しかし、向こうもそれに気づいたのでしょうね。駐輪場を見ると僕の自転車を囲むように3人が立っていました。もう完全にこれ

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僕は本来の駐輪スペースじゃなくて、一番楽が出来るところに定位置を作っていたので、どれが僕の自転車なのかはバレバレでした。


悩んだ僕は、あえて3人が気づく場所を通った後、しばらく部室に身を隠しました。そして何分か時間を潰してから体育館の裏を通って、誰の目にもつかないように駐輪場に向かいました。

この作戦が功を奏して、3人は僕を探すため別の場所に移動し、僕の自転車は解放されていました。すぐさま飛び乗りウキウキしながら帰りました。正門を出るときにバレたみたいでしたが、知らねえ(最低)



罪悪感はあるけど、当たって砕けるなら一人で美しく砕けて。





最後に


僕がめちゃくちゃモテた高校時代の中で、特に変わったエピソード3つを紹介しましたが、面白かったでしょうか。

ちなみに当時の僕は今より頭おかしかったので、三年間で彼女は1人かつ一ヶ月もちませんでした。いつか僕がその子に一瞬で冷めたエピソードも書きたい。


小出しにしたり、絞り出すとこういう話はまだまだ書けますが、今回は普通の話だとつまらんかなと思ってのチョイスです。僕のクソっぷりが伝わりましたら幸いです。

最近のモテエピソードは部屋の窓にメスのクワガタムシがはりついていたことです。




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