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私は時間を取り戻していくと決めた。最新スマホ事情

💌本日は前回書いた記事の続きを書くつもりだったのですが、先にスマホについての記事を投稿します。国際結婚のことを彼と話し合った出来事は今月号でシェアする予定なのでお楽しみに!☺︎





ある日の帰り道、路面電車の中でスマホの充電が切れてしまったので、私は乗客を眺めていた。

そしたら、ほぼ全員が小さな四角い機械に釘付けになっているではありませんか。

車内はぎゅうぎゅうだったので、SNSの画面、テキスト、ショートムービーなどが自然に視界に飛び込んでくる。みんな熱心に下を向いている。私も普段はこんな感じなのかなと客観的に感じた瞬間だった。

ふと、窓を眺めた。

流れゆくメルボルンの街並みが美しかった。

城のような建物だったり、ヤシの木だったり、コーヒーを片手に歩いているおしゃれガールだったり、ボーッと眺めていると幸せな気分がした。

そして改めて思った

私が集中するべき世界は”こっち”なんだと。




昨日、私はスマホとの付き合い方を本格的に見直そうと作戦を立てた。現実の世界をより満喫するためだ。

スマホは諸刃の剣で、便利である一方で毒にもなる。厄介なのは、いとも簡単に毒寄りの使い方に導かれてしまうことだ。

Xのおすすめ欄から流れてくる怒りや不安を煽るようなつぶやき、シュッと尖った意見。眺める度に何が正解やら分からなくなってしまう。スクロールした数だけ迷宮入りしてしまいそうだ。

インスタグラムを開くと天秤にかけて比べられている気がして、何かが削られていくと感じる人も多いだろう。実際に会話をすることなくどんどん知った気になっていくお互いの日常。なんだか味気ない。

少しの体調不良が気になりググると聞いたこともない難病ばかりでてくる。不安を拭おうと検索するとさらに不安になったりして。

気がつけばスクリーンタイム8時間…なんなんだ、こんなことに時間を使っていていいのかと思う。

微妙な気分になりながらもつい触ってしまう。

なんでだろう?

それは少しでも長くアプリを、SNSを、ウェブサイトを眺めてもらうために巧妙な仕掛けが施されているから。

自分の意思で触っているかと思いきや、購入ボタンを押したり広告を見たりするための導線がしっかりと敷かれていたり

1秒でも長くSNSの世界に滞在してもらうために、AIが「あなたこれ好きでしょ?見なさいよ」と次々と気になるものを出してきていたりする。

そんな思惑を知ると、ああ私は手のひらで踊らされていたのか…と何かが冷めていく気分になる。

そこにはありったけの得があるのは確かだけど、ありったけの損が同時に存在していることも忘れてはならない。

向こうが私を活用してくるのであれば、私はそれ以上に活用してやるぞと思ったのだ。

前置きが長くなってしまったけど

この記事では、スマホに夢中になって失われた時間をどんどん取り戻していくためにどんな作戦を打ったのかについて記録したい。






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