２分で読める子育てエッセイ【子供達が学校に行っているマニマニ】№66『魔法入りだと思っている』

魔法入りのコーヒーがある・・・かもしれない。

noteの作品を書く時に飲んでいるコーヒー。
スティック型のインスタントコーヒーがコンビニやスーパーに色々あるので時々購入。ワタクシ、ブラック派。

箱の色が気に入った、胸打つ言葉が添えてある、初めて見たなどなど理由はその時の気分次第。

ある時、数字の名前のコーヒーに出会った。
語呂合わせで読むと「いいよコーヒー」
ちなみにお名前から姉妹品だと想像出来る「いいなコーヒー」も。
すっごい縁起の良さそうなネーミング。すき～。

いつものようにお気に入りのコップに入れてパソコンに向かった。
「何か調子いいな～」
その日は、珍しくスラスラと気持ちよく作品が４～５本書けた。

珍しい事もあるもんだ。コーヒーが変わったから、気分も変わったのかな？
そう思っていたら、次の調子いいな、の時もそのコーヒーを飲んでいた。

「もしかして・・・ま、魔法のコーヒー？」

その日以来、ここぞという時に飲む、勝負コーヒーとなった。

ある日、そのコーヒーのストックが無くなったので、スーパーで同じ物を探した。するとスティックではなく割安で飲める瓶を見つけた。ラッキー。

ウキウキしながら家路につき早速お湯を注ぐ。

え？

これを飲めば気に入った作品が書けると思っていたのに、悩んでも悩んでも、全～然書けない。

「うそ～ん。同じコーヒーなのに魔法が効かない？」

もしかしたら、瓶とスティック、なんか違う？
割高のスティックだけに魔法入り？そうなの？

ある日、偶然同じスティックコーヒーを見かけ、喜んで連れて帰った。
ところがこんどは、他人の空似だった。
同じ物のはずなのに、これには魔法が入っていない～！
そんな～。

その日以来、やる気と筆の進む魔法入りのコーヒーを探してはいるけれど、まだ、みつからない。

「もしかしたらコーヒーのせいではなくて、一緒に食べていたチョコのお陰かもしれない・・・」

ただどちらも大好きで、やめられないだけだと気が付いた。