2分で読める子育てエッセイ№743『秘密基地みたい』
小3の息子のランドセル置き場を移動しようと思い立った。
ココが便利そう!と候補に挙がったのが押し入れ。
うっすら、超有名な青いロボットの猫さんが頭をよぎる。
「いつも宿題をしている場所のすぐ後ろだし、試してみようかな」
息子が帰ってくるまでに何とか間に合わせた。
すると先に帰ってきたのは、小6の娘。
「あ~、場所変えたの? なんかドラえもん感がハンパない。おもしろいね〜」
と、悪くない反応。
やっぱり?
そう思っているところに、息子が帰ってきた。
「ランドセル置き場変えてみたんだけど。ここに置いてみて~」
と新しい場所を指さすと、息子の目が輝いた。
「ええっ!ここ? 秘密基地みたいでカッコいい~!」
ランドセルをポンと置くと、自分もすっぽりと押し入れに入り込んだ。
「うそ~ん。そこに入る必要ある?」
と思っている間にも、息子はいい顔して襖を開けたり締めたり。
「ライトがあったら、ここで宿題できる! ライトつけてほしい!」
さすが元少年のダンナ。そう言い出すことをお見通し。15分後にはライトが設置され、息子は大興奮。
もう、嫌な予感しかしない。
「悪いけど、ここには布団とお菓子を持ち込まないでね」
念のために先に釘を刺しておいた。
想像以上に息子がよろこんでくれたので、半日かけて押入れ片側をキレイにあけた甲斐があった。
※
ついでにわが家は大掃除兼部屋の模様替えを実施中。
え? もう大掃除?
いえ、やっと大掃除です。
年末のやつ、それも去年の年末分。
うけけ。
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