2分で読める子育てエッセイ№917『わが家限定』
ある日、わが家にやって来た自動掃除機、愛称はロボコン(仮)。
ある有名モップレンタル店の2週間のお試しをしている。2週間はあっという間で返却か契約かを決める期日が迫ってきた。
「ロボコンは愛嬌があって、ワタクシの代わりに掃除をしてくれる優れものだけど・・・」
残念ながらわが家の要望にはちょっぴり合わず、バイバイすることになった。
残るは合わせてレンタルしているモップと自動ちりとり機。これも一緒に解約しようかどうかまで悩み始めた。
ところがワタクシ、家族の異変に気がついた。それは小4の息子、イチ。
「ひょーっ! イチが掃除してるんですけど~」
それもなんだか手慣れた様子でモップを操る。
「お母さん、モップ結構おもしろいね」
ロボコンで浮かれて気がつかなかったけれど、この2週間の間に、息子はお掃除できるようになっていた。それはダンナと同様、おもしろいものはすすんでやってくれる性格らしい。
結局、今回レンタルした自動掃除機はバイバイするけれど、モップのレンタルは引き続き継続予定。モップのレンタルをすると、自主的にダンナと息子がお掃除してくれる特典が付いてくる。
ワタクシ、一番手放せないのは、わが家限定のこの特典だと気がついた。
ニヤリ。
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