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2分で読める子育てエッセイ№545『ソースは要らないのか~』
小2の息子は、一度こう!と思ったら納得がいくまで方針を変えない派。
それはとってもいい事なんだけれども、時々なんだかな~と困る事もある。
先日、食卓に夕飯を並べ始めたら、小2の息子がこう「言い間違い」した。
「あれっ?お母さん、今日は『じゃが肉?』僕スキ~」
それを聞いたダンナと小5の娘、すかさず可愛くツッコんだ。
「肉じゃがだよ~」
今日はいつもにも増してメッチャ肉ちょろーん、そのうえ取り合いにならないようにタップリのじゃがいも。
割合で言うと、確かに じゃが肉。
その通り! 間違いではなーい。
でも、およそで笑われるのもなんだし・・・。
一応、「肉じゃが」だよ?
と訂正しておいた。
「うーん」
これは息子が全然納得いっていない顔。
もうしばらく、いや、完全に肉が多く入った状態でなければ、あっちこっちで「じゃが肉」って言うだろうな・・・
※※※
後日、今度は息子がいい顔してワタクシにこう意見してきた。
「うちの小鳥に豆苗って食べさせるでしょ? 味が付いていないからたくさん食べないと思うんだ。塩をかけてあげたらどうかな? ソースはスキかな?」
うそーん。 その発想全然なかった~。
葉っぱの端のカジカジした跡は、食べていると認められない?
下に落とした豆苗は、食べずにこっそりと捨てていると思うのね?
わが家の小鳥、キンカチョウは体重わずか15gの小さな鳥。
身体の割に結構食べているように見えるけど・・・
息子の目には、そう見えていなかったらしい。
でも・・・小鳥には人間の調味料は要らないよ~。体に悪そう~。鳥用の塩土があるよ、
と、息子にと伝えたのだけれども、1㎜も納得していない。
そこで息子にこう聞いてみた。
「お母さんは見たことないけれど、『ソース』の入れ物を背負って飛んでるスズメってみたことある?」
すると小5の娘が吹き出した。
「一体どんな入れ物で、どんな風に持ち運んでいるのかな。みてみたい」
ワタクシも〜。
これにはさすがに、変だと思った息子。
「そっか~。鳥にはソースは要らないのか。だったらやめとく」
こっちは上手い事、話が通じた。
ホッ!
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