№29【2分で読める】日々の暮らしにクスっとエッセイ『ついてきただけのダンナ』
先日、急に思い立って、読まなくなった本を売りに行く気になった。
ついでにサイズが合わなくなった子供服、使い勝手の悪かったバック、見向きもされなくなったおもちゃなど全部で紙袋5つ、車に詰め込んで出かけた。
さて、一体どうなったでしょうか。
1時間もしないうちに、気になる引き取り価格が決まった。
子供服4点63円
リュック1点480円
遊べる本2冊180円
本19冊110円
買取合計額833円
あれ?
これで、ダンナが目ざとく見つけた中古のカメラのレンズ買えるね。
ゴミとして捨てようと思ったものに値段がついた。
そして、欲しいものが思わぬ値段で手に入った。
オマケに使わなくなったものがあったスペースも空いた。
イイ感じ。
ところがその後、飲み物を2本買い、車のガソリン代を計算してみた。
「あれ? 完全に赤字なんですけど」
よくよく考えてみたら、汗水たらして時間を使ったワタクシのご褒美は、100円の缶コーヒー1本なの?
ついてきただけのダンナはカメラのレンズを手に入れたのに?
うそーん。
なんか思った結果、満足感とは全然違う~。
とほほ。
サポートありがとうございます! 迷わずお菓子を大人買いしますよ?怒りません? ありがとうございま~~~す ε=ε=(ノ≧∇≦)ノ