2分で読める子育てエッセイ№869『息子の不思議な持ち物』

ある日、小4の息子が歯磨きをしていた。
いつも歯磨きのときに使っているプラスチックのコップを洗って台所に置いていたことを思い出し、息子にこう声をかけた。
「ちょっと待っててね。歯磨き用のコップ取ってくるから」

すると息子が本当になんてことなさそうに、こう言った。
「お母さん大丈夫だよ~」
どうするのかと思ってみていると、息子の歯ブラシを入れてあるところから、スッと何かを取り出して手慣れた様子で水を入れ始めた。
「なにそれ、でもなんか見たことあるな~」
と思ったそれは、チューチュー(ポッキンアイス・チューペットなどなど呼び方いろいろ)の入れ物。

イメージ図↓


なんと息子はそれをコップとして使っていた。
「ひょーっ! そんな使い方するの反則でしょう~」
小4の男子のその発想に1ミクロンも追いつけないと思っていたら、息子はなにをどう間違ったのか、ワタクシがものすごく羨ましがっていると思ったらしい。

後日、息子は誇らしげにチューチューの入れ物を2つに増やしていた。
うそ~ん。2つ~? 気分によって使い分けする気~?


息子のお気に入りを捨てるわけにいかず、ただただ飽きるのを見守るハメになった。
とほほ。


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