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№22【2分で読める】日々の暮らしにクスっとエッセイ『バブバブの赤ちゃんに比べれば』

わが家の小鳥、キンカチョウ、2羽。

ふだんはリビングで放し飼いしている。

ちょっと前まで、小鳥たちの落とし物は小さいので、気にならなかったけれど、ある日を境に一変した。

女の子のコッコ、ほぼ1歳が、本格的に抱卵を始めたから。

ワタクシの家族は、キンカチョウ飼育はまだ11か月の初心者。
女の子だけが抱卵することすら知らなかった。

抱卵中は当然といえば当然だけどほぼ巣の中。ご飯の時間に巣から出てくると、それはそれは立派な落とし物をしていくことに気がついた。

「え? ふだんの3倍はあるよね?」

トイレ休憩が少ない分たっぷり、ということらしい。


そこで気になり始めた「落とし物が大きい問題」

目につくたびに、ティッシュでぬぐい取り、その近辺にもないかを捜し歩く時間が増えることになる。すると、もれなくティッシュの消費量も増えた。

「いや、仕方ない。でも何か節約できる方法はないかな~」


その時、ワタクシ、ティッシュを半分にすることを思い出した。

これは子供たちがバブバブな時期に試したもの。

ぬぐい取るものが多すぎて、カットしたサイズだと全然間に合わない。
それどころか、時間が経つにつれ、ドンドン被害が広がるので、もれなくモヤモヤも広がるという苦い経験。

オマケに手作りした箱の重量が軽すぎて、シュッと抜けず、さらにイライラ。

「育児中はなるべく片手で、ササっと作業できる方がいいよね」

結局その時は、すぐにやめてしまった。



そして今、再びその方法に挑戦する。

わが家の小鳥、キンカチョウの体重はわずか15g。

落とし物はふだんの3倍とはいえ、ぬぐい取る量はバブバブの赤ちゃんに比べれば、何もかもほんのちょっぴり。

「いいじゃーん。このティッシュ半分の大きさで十分キレイにできる~」



さらに箱は買ってきたそのままを利用して、引き抜く場所を左右の2か所にする方法を教えてもらった。
そのティッシュの姿が、2本の煙突から煙が出ているイメージでなんだかカワイイ。


家族には『うさぎだよ』とツッコまれた
あとはカバーをかければ、おしゃれになるはず


そして今回はティッシュの重みがあるので、引き抜きやすい。

「使用量、激減。大成功~!」

節約のアイディアは、その時の状況により、上手く利用すればいいのだと思った。


ティッシュ代が浮いた分、ワタクシの心もウキウキっと浮かれている。









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