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akarisakasu
2分で読める子育てエッセイ№494『スース―と寝息を聞かせれば寝るんだけどな・・・』
いつまでも寝ない息子が話しかけてくるので、寝たフリをするワタクシ。
その時息子は・・・
その1、母のほっぺを結構な力で叩いて確認する。
ワタクシの攻防・・・強めのフェイシャルマッサージだと思ってスルーする。とにかく我慢我慢。
その2、母が起きていると「一人で寝なさい」と言われるけれど、母が寝てしまえばこちらのモノ!と言わんばかりに、隣に来てゴロゴロする。その時、ちゃっかり、母の掛布団を我が物顔で巻き取る。
ワタクシの攻防・・・息子の行動が面白すぎるので思わず笑ってしまいそうになる。なるべくナチュラルにそ~っと息子に背中を向ける。
その3、先日から始まった新しい作戦。母の耳を引っ張りピアスが付いていないか確認する。さらに布団で見えない逆の耳は、寝ているフリの母を全力で押し、転がしてから確認する。
ワタクシの攻防・・・これ以上は、寝たふりを続けられず息子に声をかける。実質の敗北宣言。
「けがをするとイケナイから確認したよ」と息子に言われると、強く怒れないけれど「今?寝ている母を起こしてまで?」とうっすら納得がいかない。優しい気持ちには感謝するけれど、このタイミングでは100%の感謝の気持ちを口に出来ない。
最終結果。
モヤモヤしている中、息子にとどめの一言を頂戴する。
「あ!お母さんやっぱり起きてたの?」
やっぱりって・・・息子には狸寝入りがしっかりバレていた。
ワタクシの一連の行動は猿芝居だったと気づく。
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