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2分で読める子育てエッセイ№355 『名人と達人と言ってしまおうかな』

最近、小4の娘が寝る前に足つぼのマッサージをしてくれる。
プリントをみながら一個ずつ覚えているので、結構詳しくなった。

すると それをみていた小1の息子がマネをし始めた。
でも、ちょっと「力」が弱いうえ、ツボなど全く無視なので くすぐったいだけ。

『お母さん、肩こりが酷いからイチ君(息子)カタモミしてくれる?』
と、やんわり配置転換を願った。

『いいよ!』
と快く肩をモミモミしてくれる。なかなかいい感じ。
寝る前のリラックスタイム。
極楽極楽。


ところが、マッサージをしてもらい 体がホカホカしてきて、このまま寝てやろうと思ったその時に、子供達がこう言い出した。

『お母さん、どっちのマッサージが上手?』

わ!出た!一番はどっち!クイズ。
しかも、なんと答えても必ず誰かに不満が出るやつ。

『二人とも上手だね』
は、一番納得しない。

お姉ちゃんと言ったら、息子が不機嫌になって、みんな機嫌が悪くなるパターン。
息子と言ったら、お姉ちゃんにホラ見ろと、得意げになって、お姉ちゃんが機嫌悪くなるパターン。しかもちょっぴりウソなので、ワタクシも心が痛む。

何かいい答えはないもんかね?


『足つぼは、お姉ちゃんの方が上手だけど、カタモミはイチ君の方が上手かな。』
と言うと、さらに問題が複雑になる。

『力加減はどっちが上手?』

おうっ!!そうきたか。返事に困っていると、さらに追い打ちがかかる。

『このトントンの上手な方はどっち?』

なんすか。この詳細でピンポイントなコンテスト。
この後、延々とこれは?あれは?と聞かれ、せっかくリラックスしていたのに、マッサージしてもらう前よりぐったりする時間になってしまった。

誰に聞いたのか覚えてないけど二人の子供さんそれぞれに「宝」と「宝石」と、言っていた人がいたな。

ワタクシも「名人」と「達人」とそれぞれに言ってみようかな。
それで納得してくれるかな。しないだろうな。

とほほ。

【保存版】note mymymama hanko7


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