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2分で読める子育てエッセイ№479『哺乳類って感じ』

小5の娘が、学校から帰って嬉しそうにこう言った。
「お母さ~ん!歯が抜けた!」
 
え?先月から立て続けに3本目だよ?
そんなに一気に抜けても大丈夫なの?

と心配してたら、

「あともう1本、抜けそうなのがここ」
と、娘がグラグラさせて見せた。
 
うそーん。2か月で4本も?
あと歯が何本残ってる?と娘の口の中を覗いて思わず確認。
ホッ。きれいに並んでる。

 
最近、娘が難し~い顔をしてご飯を食べていたのは、グラグラする歯のせいだったの?大変だったね。

「おいしくないのかな~」
「何か学校であったのかな~」
などなど・・・ちょっと気になっていたので、ワタクシもスッキリ。
 

「ついでにもう1本抜いたら?」
と言うと、ニヤリとしてスマホに目を落とした。

そうだ、娘は歯医者さんにも
「自然に抜けるまで そのままにしたい」
って言ってたな。
イベント先延ばし派なの?
 
これが小2の息子だったら、何の迷いもなく
「お母さーん。抜いて~」
って来るのにな。

スッキリとした顔でご飯を食べる娘に会えるまであと1本。

でもな~、全く歯のトラブルが無いのに娘が相変わらず難しい顔して食べていたらショックなんですけど。

料理の得意でないワタクシ。ちょっぴり言い訳があった位がいいかも・・・と思い始める。

前歯の抜け始めた小2の息子と、
た~くさん抜けた小5の娘の歯の記念の年。

我々大人のもう生えてこない貴重な歯が永遠にオサラバ記念日などは遠慮しておきたいな。

そう言えば、一生ですっごい数の歯が生え変わると言うサメ。
2万本?5万本?ケタが違いすぎる!!

1本抜けた!もう1本抜けた!と記念記念と騒いでいるワタクシ達の話をどんな気持ちで聞いているのかしら・・・サメ。

ア〜ンもガブっっ!も怖いので、話しかけるのはやめておこう。






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