2分で読める子育てエッセイ№610『嬉しそうに元気よく通過』
小2の息子のサッカー教室について行った。
見ている間、何気なく居心地がいい場所で立ってみていたら、背後で何やら気配が・・・。
振り返ると、同じサッカー教室の付き添いで来ていた弟君、推定2歳。
なんだか困った顔をしているので、その子の目線の先をだどった。
すると、ワタクシの足元をジーっつ。
よーく見てみると、そこは砂場をぐるりと囲んだ、幅20センチほどの枠の上。そこにワタクシ立っていたらしい。
「あれ? もしかして電車ゴッコしている? ここ線路だったのかな? 邪魔してごめんね」
場所を空けると、
「ありがと」
と、小さな電車は嬉しそうに元気よく通過し、その後も何度もやってきた。
そうそう、うちの子供達も小さい頃、よく砂場の周りを電車ゴッコだといって、グルグル回っていたよね~。
ほんの2~3年前のことなのに、メッチャ懐かしい気持ちになった。
久しぶりに砂場の枠は枠ではなく線路に見えるようになったその時、ワタクシ、ハッとした。
もしかして・・・弟君、推定2歳には、ワタクシが置石にみえた?
どちらにしても、危なそうだし、邪魔だし、迷惑なのは間違いない。
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