【企画参加】＃教科書で出会った物語

「教科書」という響き
なんて懐かしいのでしょう。

私にも忘れられない教科書で出会った物語があります。
なので、今回はこちらの企画に参加します。

人生で初めて出会った教科書の物語、それは「くじらぐも」です。
内容をすべてはっきり覚えているわけではありませんが、
その当時、みんなで校庭に出ては、くじらのような形の雲を探した記憶があります。

私にとって「くじらぐも」は、
夢のようであり、懐かしい・・・。
当時の家族みんなのこと、友達のこと、先生のこと
そのすべてが一つの「小学１年生のくじらぐも」の中に詰め込まれているように感じるのです。

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時は過ぎ、私は大人になり、結婚をして二人の子どもを授かりました。
その息子が小学１年生になり、ランドセルいっぱいの教科書を持ち帰ったとき、私はふたたび「くじらぐも」に出会いました。

まさか３０年の時を経て、同じ物語に出会うなんて！
くじらぐもの存在を忘れていた私にとって、突然の再会でした。
そして、教科書だからこそ、叶った再会なのだと思いました。
親子で同じ物語を読める幸せ・・・。

かつて、大空にくじらぐもを夢見た私が母となり
その子どもが大空に同じ夢を見る・・。
「くじらぐも」には、こんなに素敵な奇跡を起こす力があるのです。

あおいとり×短歌×くじらぐも

今回この企画を知ったとき、「もうこれは絶対に参加しなくては！」と思いました。

それは以前、このくじらぐもを題材に短歌を詠んだことがあったからです。
オンライン講座で披露しただけの短歌でした。
その短歌をこうしてnoteにて発表できる場をいただき、メディアパルさんには感謝です。

この企画に参加されている方の中にもきっと、「くじらぐも」を懐かしく思い出された方がいらっしゃるでしょう。
みなさんと同じ世界に浸れることも幸せです。

私の思い出とともに、短歌もお読みいただきありがとうございました。

#教科書で出会った物語