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#6 国家公務員試験 前日!

明日は人生で初めての国家公務員試験日です。
緊張して全然眠れないので、今思っていることを日記に書きます。

・公務員を目指し始めたきっかけ

昨年の12月ごろに、公務員のWeb合同説明会をたまたま聞く機会があり、そこから徐々に公務員の仕事に興味を持ち始めました。
それでも、今までずっと民間企業で就活をしていたことや、公務員という職業に若干の不安を感じていたため、公務員一本に絞ることはせず、就活をメインとして続けてきました。

今年の2月になってから、運よく現職の方に、1対1で質問させていただける機会があり、そこで自分がなぜ公務員の仕事に興味を持っているのかだったり、公務員として働く上で不安に思っていることを全部聞いてみたんです。
キャリアチェンジの事や、本当に答えづらいであろう質問にも全て丁寧に答えて頂いて、今まで抱いていた不安が解消され、公務員という職について、前向きにそして、その職に就いた後の働き方についてリアルに考えるようになりました。

自分はもともと自分のやりたいことを人に伝えることが得意ではなくて、公務員になろうと考えていることを誰かに打ち明けた瞬間は、この個別相談が初めてでした。
家族にも友人にも言ってなかった自分のやりたいと思っていることを、現職としてその職で働いていらっしゃる方に打ち明けて、そしてぜひ一緒に働ける日を楽しみにしています。と言っていただいたときは、よし!頑張ろうって心から思いました。


・公務員として働く、目指す理想の姿

国家公務員を目指した理由は主に3つです。

1つ目の理由は、
会社の利益を介さずに、人の為になる事、社会に貢献することを仕事として働けるということ。
自分の祖母がよく、言っています。「人の為になることをしなさい。それは素晴らしいことだから」と。
もちろん、直接的に人と向き合う公務員というお仕事は、大変なことがたくさんあるということは、自分の未熟な想像力の中でも認識はしています。個別相談会でもひしひしと感じました。
それでも、人と向き合える、人の為に行動する、貢献できる仕事は本当に素敵な仕事だと思います。
もちろん、会社に勤めて働く上で人の役に立てることや、社会貢献できる事業も沢山あります(というか悪徳業者以外全部の仕事が社会の役に立ってますよね、)
一つ一つの仕事に想いが詰まっていて、とても素敵なことだと思います。
しかし、会社勤めということは即ち、「働く上で必ず会社の利益を生み出すことを第一に考えなければいけない」ということが、自分の中で引っかかりました。
例えば○○をして、人の役に立ちたいと思っていても、その過程の中で、会社に利益を生み出すことが出来なければ、その仕事には着手できません。
それに反して、公務員という仕事は、会社の利益を介さずに、人の為に行動ができるという点でとても魅力に感じました。

2つ目の理由は、特定の職業への憧れ。
自分は文系のどこにでもいそうな普通の大学生です。
文系の大学生が、就活して、内定もらって、就職してというオーソドックスな道を選んだ場合、主に就く職種は営業職、もしくは事務職が多いのではと思います。
しかし、自分は人を説得したり、交渉することがあまり得意ではありません。なので、ガンガン営業利益を伸ばして出世して、といった営業職は恐らく自分には向いていないと感じます。
事務職は、今後人間の沢山の仕事がAIに変わっていく中で、無くなってしまうのではないかという不安があり、前向きには考えられませんでした。
企業で働くという選択肢の他にも、投資家や事業家、クリエイターは?といった様々な職種で生きる自分を想像しましたが、、しっくりきません。
やはり、このコロナ下において、自分も3年間、旅行会社でのアルバイト経験を経て、景気や経済に左右されない且つ、生きているうえで無くなることの職業に魅力を感じます。
その中でも、日本全国、不特定多数の文系大学生が様々な会社で就くような職種ではなく、試験を通過した限られた人が就ける、そして技術を磨ける限定的な職業は、人と少し変わったことをしたい!という自分の根本的な欲求に突き刺さり、いつのまにか自分の中で憧れとなっていました。
これが公務員を目指した大きな理由の二つ目です。

3つ目理由は、
自己分析をしたうえで、きっと自分は公務員という職が今考える中では適職なのではないかと感じたから。
自分は人の話を聞くことが好きです。
長い付き合いの友人が、noteの記事で”私の自慢の友達”という記事を書いてくれたことがあります(これは本当にうれしかった!!)。
その記事の中でこう書いてくれていました。

友人は話を聞くのがとても上手なんです。
私のマイナスな考えも彼女に相談した後はプラスの考えになっていることもよくあります。
いつも彼女がくれる意見は私の頭の中にはない斜め上の考えなんです!
だから何事も頑張ろうと前向きな気持ちになります。

人の話を聞いて、共感して、そこから解決に導いていくことは自分の特技でもあり、好きな事でもあると感じます。
そんな、数少ない自分の特技を今後職業としても活かしていけたらいいと思い、公務員の仕事に興味を持つようになりました。


・自分が生きる道、働く上で取り組みたいこと

これまでの自分の人生を二つの言葉で表すとしたら、「剣道」と「英語」です。
剣道は12年間続けてきて、少しは忍耐と礼儀を身につけられたのかなと感じます。きっと誰でも、どこでどんな職業についても、最初はつらいこと大変な事ばかりだと思います。それでも、生きていく力を養うために、家族を支えていくために、忍耐強くまずは生き抜こう。そう思います。

そして、高校・大学と培ってきた英語力を働く上でも活かしていきたい。今目指している公務員の職には、語学力は必ず求めてはいないけれども、持っていたら強みになる。そんな職業です。
大学で頑張って勉強した英語のSpeaking ,Listening力を活かして、日本に在住する外国人の住みやすい環境づくりや、日本を訪れた外国人の役に立てる人材になりたい。そう思っています。
もちろん、まだまだ勉強がもの凄く必要ですが、尊敬するゼミの教授の元、学べる限り最大限の英語力を身に着けて大学を卒業することが自分の一つの目標です。
今の学びを、今後自分の武器として使っていけるように、頑張っていきたい。そして、卒業して働く上でも、自分らしさを忘れずに、初志貫徹で強く生き抜いていきたい、そう思います。

自分は本当に考えが甘いところが短所です。
なので、今自分が考えていることがとてもあまちゃんである、ということも、感じています。
「社会はそんなに甘いもんじゃなかった!!!!!」と後で感じることも、「あれ?自分のやりたかったことってなんだっけ?」となってしまう日もいつか来てしまうかもしれません。
しかし、今、自分がやりたい、こうやって生きていきたいと思っていることも今後大事な要素となってくると思います。
自分が今突き進んでいる道が、果たして正解なのかはわかりませんが、今の頑張りが後から振り返って間違っていなかったと思える様に、精一杯生きていきたいです。

まずは、明日の試験、頑張ります。トライ&エラーで。良かったらラッキー、出来なかったらまた次に向けての経験だと思って。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
それでは。

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