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もうすぐ梅雨明け。お天気は認知症に影響する?

こんにちは。訪問介護サービス提供責任者のスタッフkです。

今年も酷暑になるのでしょうか?
神戸では、すでに真夏のような暑さがやってきています。


⭐️認知症状と季節の関係

季節の変わり目には体調を崩しやすい、とか、毎年同じ時期に入院する、というお話を聞いたことはありませんか?

私たち人間の暮らしと、自然の移り変わりは繋がっています。

特に日本には四季がありますから、季節のバランスが変わる時期、季節の変わり目には体調も影響を受けます。

認知症の方も同じです。

私の感覚だと、春から夏へ季節が移るときには精神面にも体調面でも不安定になる方が多いです。

特に梅雨の時期は、認知症の周辺症状が強く現れてしまったり、悪いほうに変化したりしやすいように思います。

⭐️この時期は湿度・足元の冷えに要注意

季節の変わり目、梅雨の時期に認知症状が悪化する方は、夏になって気候が安定すれば症状が落ち着くこともありますし、そのまま固定されてしまうこともあります。

そして、急に症状が変化が見られた方には共通点があるような気がしています。

・部屋の湿度が高い
・足(特に膝下)が冷えている
・冷えてふくらはぎが固い

もちろん、全ての方に当てはまる訳ではありません。

でもかなり多くの方が持っている特徴です。

認知症のケアをしている方は、一度確認してみてはいかがでしょうか。

また、足元の冷え対策としては、レッグウォーマーがおすすめです。

高齢者はほんの少しでも「寒い」と感じると夏でも厚着をしたり、冷房を切ったりしてしまいがち。

レッグウォーマーで足元だけ温めながら、室温はしっかり下げておく方が安全だと思います。

可能なら、定期的な足浴もいいと思います。

靴下は、高齢で、普段靴下を履く習慣がない方にとっては、転倒のリスクがあります。

スリッパーは転倒・骨折の原因となることが多いので、できれば避けていただきたいです。

エアコンの除湿機能は、お部屋の温度が下がりすぎることがあるので注意が必要です。

冷房の効き方や温度の下がり方は、住宅の立地や環境、エアコンの種類によって個性があります。

リモコンの表示温度を過信しすぎず、実際に人間が過ごす場所の温度を測ってみるのもおすすめです。

⭐️まとめ 人間も自然の一部です

在宅介護中の方は、皆様、冬の湿度には気をつけていらっしゃいます。

テレビなどで「湿度が下がると風邪をひく」といった情報が出回っているからだと思います。

でも、春から夏にかけて「湿度が上がりすぎる」ことの体調への影響は盲点になっているようです。

季節の移ろいに人間の暮らしが影響されるのは、とても自然なこと。

それぞれの季節を楽しみつつ、除湿したり、足を温めたりして、うまく対応していきたいと思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!


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