ビリヤニマン

南インド・チェンナイの大学院を卒業したワナッカム系女子。南インドの文化、社会、日々の暮…

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南インド・チェンナイの大学院を卒業したワナッカム系女子。南インドの文化、社会、日々の暮らしを徒然なるままに日暮らし机に向かひて書きつくります。 ★土日更新★

最近の記事

日本で祝うDeppavali🎇

11月4日はDeppavali(ディパーヴァリ、北インドではディワーリ)と呼ばれるヒンドゥー教のお祭りの日でした。 Deppavaliの由来は諸説あります。 中でも、クリシュナというヒンドゥー教の神様がナラカスーラという悪魔に打ち勝ったことを祝って灯りをともした、という説が有名です。 インドでは、家の周りにロウソクを並べたり、花火を打ちあげたりと、町中が光に包まれます。 留学時代には、外へ出かければ目の前で爆竹がものすごい音を立てて爆発したり、家の中で勉強をしようとすれ

    • 【ビリヤニマンの南インド留学6】インド de 借りぐらしライフ(続き)

      インドの寮生活③お風呂私が住んでいた寮では、 風呂場とトイレは部屋の外にありました。 入口向かって右手にトイレが5つ(和式4/洋式1)、左手に浴室が5つ設置されています。 和式トイレでは、用を足したあとに備え付けの小さなバケツで蛇口の水を汲み、流します。 浴室には、蛇口と大小のバケツが置いてあります。 大きなバケツに水を溜め、小さなバケツで水を被って行水するスタイルです。 洗濯機がないため、行水が終わるとその日に着た服をバケツに放り込み、足で踏んで洗います。 行水す

      • 【ビリヤニマンの南インド留学5】インド de 借りぐらしライフ

        「キミどこ住み?」「アタシ、インドの大学住み」大学院の二年間は、大学内にある寮で生活していました。 初めの6ヶ月は女子寮に住み、その後は留学生専用のホステルに引っ越しました。 1年半暮らしたホステルは、クーラーやキッチンや冷蔵庫や洗濯機があり、蛇口からお湯が出て、WiFiが完備されたとても快適な住まいでした。 ホステルのキッチン。鍋や食器は備えつけてある。 えっ?そんなの当たり前って? 確かに日本ではそれが普通のこと。 しかし、一歩外に出れば、今までの"普通"が通用

        • 【ビリヤニマンのインド留学4】英語??ムリィ

          入学試験の結果やいかに...!?地域にもよりますが、インドの大学は7月中旬に始まり、4月下旬に終わります。(5月と6月は夏休み) 大学院の入学試験は、6月中旬に行われました。 試験は二日かけて行われ、1日目は学科試験(数学や時事に関する問題)、2日目は面接が実施されます。 学科試験はどうにかなりましたが、問題は面接です。 これまでの人生で英語での面接を受けたことがなかった私。 とりあえず元気にハキハキと話せばなんとかなるだろうと思い、「こんにちは!ビリヤニマンです!カ

        日本で祝うDeppavali🎇

          【ビリヤニマンの南インド留学3】念願のインド上陸!

          親切なおじさん!と思いきや...「Good evening, ladies and gentleman...」 気圧に耳がやられ、かすかに聞こえるアナウンス。窓をのぞくと明かりがきらめく見知らぬ町。 2018年6月11日、ビリヤニマンはインド・タミルナードゥ州に位置するチェンナイ市に降り立ちました。 実はこの時、私の隣の座席には日本人の女の子が座っていました。その子は、私と同時期にインドへの進学を決めたゼミの同期。「2人いれば安心だろう」ということで、私たちは同じ大学へ

          【ビリヤニマンの南インド留学3】念願のインド上陸!

          【ビリヤニマンの南インド留学2】そもそも、なにゆえ南インドへ?

          面接官「なぜ南インドの大学院に?」こんにちは!ビリヤニマンです。 前回の投稿で触れたように、私は2018年に南インド・チェンナイの大学院で社会福祉を学び始めました。 ...と、就活の面接で伝えると、次の質問は聞かれなくても分かります。 「なぜ南インドの大学院に行こうと思ったのですか?」 この質問の答えを、ここでは就活用のテンプレと化した回答としてではなく、ありのままに述べようと思います。 「インド オモシロソウ(語彙力)」さかのぼることウン年前、私は日本の大学で文化

          【ビリヤニマンの南インド留学2】そもそも、なにゆえ南インドへ?

          【ビリヤニマンの南インド留学1】ワナッカム!どうもビリヤニマンです

          初めまして!ビリヤニマンと申します。 私は2018年に南インド・チェンナイの大学院で社会福祉を学び始めました。 その2年後に修士をゲットし、現在は日本で会社勤めをしています。 毎朝職場に向かう度に思うこと。それは「電車が定刻通りに来るって素晴らしい!」 インドでの生活は、何から何まで刺激の強すぎる日々(ジョロキア並みのスコヴィル値)でした。 ...でも嫌いじゃない、むしろクセになるこの味。 次回からは、そんなスパイシーな南インド生活について書き綴っていきます。 【To

          【ビリヤニマンの南インド留学1】ワナッカム!どうもビリヤニマンです