全ての改善は”教育”から

何歳から”大人”と見做すかーーー

4月から民法が改正され、成人の年齢が20歳以上から18歳以上に引き下げられる。

しかし、大手銀行の判断は慎重だった。
カードローンの利用を、従来通り20歳以上に据え置く方針を発表。
法律上は”成人”であるとはいえ、生活基盤が不十分であることを考慮した結果だ。

この判断をどう捉えるかは人それぞれだろう。

「返済能力を鑑みれば当然」という意見。
「法律が変わっているのに制度を変えないのはおかしい」という意見。
どちらも理に適っていると思う。

個人的には、この大手銀行の判断は妥当だと思っている。
そしてそれは、”返済能力の有無”の問題ではない。

単純に、学校における”お金”に対する教育が不足しているからだ。

”お金”とは何か。
”カードローン”とはどのような制度か。

それをしっかり理解することが先決だ。

法律を変えて”成人”の年齢を引き下げるのであれば、やはり教育から変える必要があるだろう。

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