旅の後の備忘録
心が軽くなった。
先月の旅の後、驚くぐらいに。
” 物事は必要な時に訪れる ”
自分で選択してきた毎日、人生の中で、
もがき苦しみ、自分を心底嫌って、周りの人間ともぶつかって、
家族にすら嫌な感情をいだいたあの日。
あの日々の私は、今の私に必要なプロセスだったことが
ゆっくりと分かってきて、今やっと腑に落ちて消化し始めた。
" インスピレーションをくれる人 "
それは自分が意図して選んでるのではなくて、
自然にそこにあって、そこにいた人だった。
その意味を問えば、答えなんてなくて、答えを見出す必要もない。
私にとっては必要な旅だった。
1人でこの街で生き、もがきながら、やっとここまできた充実感と、
本当に自分がやりたいこと、本当の自分にまた出会えた気がする。
嘘もつかず、さらけ出して、自分のやりたいことをやった。
そんな単純なことが、私はいつからかできなくなっていたなんて。
良い意味で、色んな事を諦めて、受け入れること。
それができるようになって見え始めた景色は、
優しさ、優しい人であふれていた。
誰かの日常に嫉妬したり、心底恨んだあの人の現状を気にしたり。
ささいなことは大きな刃になる。
私には結婚は向いてないかも知れない。
誰か1人を選んで、地道に生きていくことはできないかも知れない。
親にはとても申し訳なく思う。
心のどこかではずっとそう想っていたこと。
それに対してとても罪悪感を抱いていたことも。
だけどその罪悪感の先にあるのは何なのか?
誰もその罪悪感に気づかないし、気にしていない。
結局は自分だけの問題。
だったらもう、いいじゃない。
解放してあげよう。
決してあきらめるわけではなくて、
無理に手に入れようとすることをやめよう。
" 可能性は溢れている "
あなたはシンプルに生きていた。
少し考えていることもあるようにも見えたけど。
それでも何が好きで、何をするべきか。
あなたはきっと分かっている人。
約8000kmの先にいる、もう1人の自分のような人。
そういう存在がいるだけでどれほど助けられただろう。
私ももう1度ちゃんと、自分の未来を創造したい。
ここからがまた新たな始まりだ。
このタイミングでまた会えたことにただ感謝したい。
この先のことは、考えない。
そして縁があればきっとまた会える。
7年の時を経て会えた2人なんだから。
その時もまた笑いながら、長い月日なんて関係ないように
自然に色んな事話せたらいい。
それが私の今の願い。