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自分が欲しいものを言えない女性

夫はプレゼントを買ってくれない。
そんなことを今朝ぶつぶつ言っていたら、

夫「それは、ゆみが買うなと言うからだよ」

私「買うな、なんて言っていなよ。私が欲しくないものは買わないで欲しいだけ」

夫「じゃあ、何が欲しいか言ってよ」

私「私が欲しいものぐらい察してよ」

夫「無理」

私「…じゃあ買わないで」

夫「わかった」

米国で活躍中の弁護士で、女性のネゴシエーションの専門家、キャリー・ギャラントさんによると、交渉や説得が得意な弁護士であっても、女性は自分のために何かを頼むのが苦手だと言う。自分が頼むより、相手が察してくれるほうが美しいと感じてしまうのが女性なのです。

男女同一賃金を促進するある団体に就職した女性たちを見ても、入社時の年収が男性平均より8000ドルも低かったそうです。組織の趣旨が男女同一賃金なので、女性たちは団結して、その原因を調査しました。すると、ほとんどの女性が最初に提示された(当然最低限の)金額に黙って同意したことが判明しました。ところが、男性のほとんどは「もっとください。なぜならば〜」と交渉したのです。

ほとんどの女性は、頑張り続けることで、それなりの報酬を与えてもらえると信じていて、自分から頼むなんて、おこがましいと感じています。アメリカでもそうならば、日本の女性は重症かも!

一方、その女性たちを管理する上司に聞くと、女性上司であっても、そこまで察してあげられないと言うそうです。一人一人を隅々まで観察できていないから、自分が頑張ったなら、それを自らアピールすべきと考える人がほとんど。女性上司でも!

これは男性社会で育った女性自身のダブルスタンダードですね。

女性が社会の中で、組織の中で、より生き生きと幸せに働くためには、女性自身の教育だけではなく、この特質に対する理解も必要かと感じます。


それでも、プレゼントは、やっぱりサプライズが嬉しいです!私は「これ欲しい!あれ欲しい!」と言うより、いつか夫が私の好みを察してくれることを期待し続けてみます🥰

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