「弟子の用意が整うと、グルが現れる」

好きなヒンドゥーのことわざに

「弟子の用意が整うと、グルが現れる」

というものがあります。

自ら一生懸命に探さなくても、
こちらから出向いて[
「お願いします」と
言わなくても、

自分さえクリアで、調整できたなら
必要なグルは現れるということ。

自分自身をサトヴァ（純粋性）の状態に保ち、
調和をとっておくことで、

必ず、自分にとって必要なタイミングで
必要な誰かが現れて、
真実や、生きる本当の意味を
教えてくれる、

そう考えると、
私たちがしなければならないことは
自分自身を調整して、
サトヴァの状態にしておくことだけ、
ということになります。

自分の準備さえ整っていれば、
1秒のズレもなく、
グル（師）は何かしらの形
（人であるとは限らず、
書籍や誰かが何気なく言った一言、などの場合も）
で現れますし、

逆に
不調和の状態で自分の準備が整っていなければ、
周りに
何千人のグル（師）がいたとしても
それが見えることはないといいます。

グル（師）は
私たちに何も押し付けることはしませんから、
私たちの方に、受け取る用意が必要になります。

そのために、

普段から
自分に嘘をつかないこと、
嫌われたくない、良い人でいようと、
自分の本心を誤魔化さないこと

真実の自分の状態であるために、
心と身体の調和をいつも意識しておくこと、

サトヴァの状態にしておくために
食べ物や言葉、普段の行いに気を付けておくこと。

それらの準備を日々しておくことで、
自分から求めなくても、
気づいたら目の前に
グル（師）がいてくれるのかもしれませんね。

「弟子の用意が整うと、グルが現れる」

あらゆる意味を含んでいる
私の好きなことわざのひとつです。

今日もどうぞ素敵な１日を。

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