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「初の共働き」で明らかに増えたこと。

夫婦で8時間以上、
同時に家を空ける。

そう耳にすると、

子どもとの時間が減る。
自分の使える時間が減る。

そんな、感覚になるだろうか。

一方で、
事実として増えることも、ある。

それは、何か。

家族の「雑談」だ。


特に雑談をしなくても、良かった理由。


どんなモノゴトにも、
「いい面」と「悪い面」がある。

だからこそ、

普段からどちらの面に
フォーカスするかは大事なのではないか。

「共働き」もそうだ。

長時間家を空けるとなると、
いろいろな調整が必要になる。

例えば、
一日中家にいたころは
買いたいものがあればいつでも
買いに行けた。

市役所などへの手続きも、
好きなときに行ける。

夕飯も1時間かけて
ゆっくり料理したっていい。

つまり、
誰かと会話はしなくても
自分ひとりで調整できたのだ。

一方で、
時間に限りがあると
ひとりで調整するには限界が来る。

子どもや夫に伝えなくても済んだことも、
今は、伝えなければならない。

だからこそ、
まずは「調整の会話」が増えるのだ。

その会話は、呼水になる。

そういえばこんなことがあってね。
あんなことがあった。

わざわざ伝えなくてはならない
話があるから、

わざわざ言わなかった雑談まで
ついでについてくるのだ。

一日中家にいた頃よりも、
一日中家にいない今の方が会話が弾む。

時間は減ったはずなのに、
家族の会話は増えるなんて。

時間に限りがあるからこそ、
今、この時を大事にするし、

今、伝えたくなるのかもしれない。

「時間の質」を求めている人が気づいていない、たった1つのこと。


「家族といる時間の長さよりも、
時間の質が大事だ」と、

よく耳にしてきました。

実際に、時間の質をよくするには
どうしたらいいか。

結婚してから13年間、
自分なりに試行錯誤してきた気がします。

例えば、

外に出かけるのが大好きな私が
子どもの家遊びにお付き合いしたり、

個人で開業し、
家でできる仕事をつくるなど
時間の使い方を試してきたのです。

でも。

気づきました。

大事な人と一緒にいる時間が
長ければ長いほど、

どうしても「時間の質」が
悪くなるのです。

これは「ヤマアラシのジレンマ」といって
心の距離が近すぎると、

お互いに傷つけあったり、
干渉しあったりしてしまうことを言います。

親しい仲、
特に家族にはヤマアラシのジレンマが
起こりやすいのです。

大事な人とは、
あえて一定の距離を保つ。

だからこそ、

一緒にいる少ない時間を、
大事にできるのはないでしょうか。

私は、

共働きという環境の変化のおかげで
ヤマアラシのジレンマから抜け出せた。

そう確信しています。

もちろん、

子どもがまだ小さい。
体調が悪い。など、

事情があって外で働けない。

そんな方もいるでしょう。

一方で、
未来のための準備ならできるはず。

いつから働き始めることができそうか。

そのために、
今、何ができるか。

逆算すれば、迷わない。

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