見出し画像

#400 地域と保護者と先生と 〜お祭りに行ってきた〜

2023.8.6.
ニュースで、久しぶりに開催された花火大会での人だかりを見た。快適な観覧席でも確保できない限り、なかなか行く気にはなれないレベルの混雑だった。今年は様々なイベントが復活し、開催する側も参加する側も気合いが入っている。



以前の勤務校で地域のお祭りが行われることを教えてもらい、姪っ子2人を連れて遊びに行った。

こちらも開催は数年ぶり。

大・盛・況!

会場に入ってすぐ、遠くからこちらに手を振るお母さんが。以前担任した子のお母さん!こちらもお辞儀をして、手を振り返す。

「あれ?先生ですよね?」
ヨーヨー釣りに並んでみると、担当の優しいお姉さんは学校の卒業生。

釣れなかったけどもらえた

消防団の方も協力してくれている。以前学校警備をしていた消防団のドン?を探してみたが、その方にはお会いできず。

納豆大好き中村先生にも久しぶりにお会いできたー!これから他のお祭りへはしごするらしい。流石としか言いようがない。

イスに座って唐揚げを食べていたら、そこから見える「全然忙しくないっす!」のM先生とそのお子さん。

職員室の近くで、今や管理職となったH先生に「うちで働かない?」とスカウトされる。

後輩A先生も、もう何年目なんだろう…。そこに居るのがしっくりくる感じで、すっかり学校を支える立場。

横にいる子、誰かと思ったら10年前に担任してた子!あなたはラッスンゴレライを覚えているだろうか…。

かき氷に並んでいたら、PTAバレーのお母さんを発見!ハイテンションで喋っていたら姪2から「おばちゃん、あのお母さんとハグしてたね」と言われた。確かに、出会った勢いでハグしてたかも。笑

すっかり空も暗くなってくると、マイクで全体に向けてアナウンスが。自治会長さん、校長先生からの挨拶。

和太鼓クラブは演奏を披露。演奏前に挨拶をする部長さんは、いつか担任した学年の子だった。動画を撮って、学年の先生にLINEする。返信には「連絡ありがとう!泣けます」の言葉が。

高学年によるソーラン節。かき氷の列から出られず、間近で見られなかった〜!でも、輪の中にいない子とかもみんなでソーラン節踊っていて、伝統の演目があるとみんなが踊れていいよなあと思ったり。

ゴミを捨てに行ったら、ここにも顔知ったるお母さんが。誘導にもバレーのお母さん。いろんな係でPTAさんが働いてくれている。

カレーを買いに行くと、最後尾の看板を持つ人に「あれ?先生?」と話しかけられた。おやじの会のお父さん!息子は受験生だから、今日は参加できていないとおっしゃるが…今でも家族総出でこういう会を支えてくれている。

盆踊りの輪に加わっていたら、「写真撮りましょう!」と、とあるお母さんが声をかけてくださり、大きくなったら教え子たちとパシャリ。う、うれしい…!でも、もう誰が誰だか分からない!笑



浴衣を着ている子供、おもちゃを光らせている子供。楽しそうに過ごす顔がたくさんあって、お菓子をもらうのに大行列ができて…。

こんなに盛大な会を開催するには、ものすごい準備が必要だろう。人の労力も時間もお金も必要だ。地域の力、PTAさんの力のありがたさよ!!!子供はみんなで育てるというが、こういう行事では特にその力を感じる。



自己申告書には毎年必ず「地域行事に○回参加する」という内容を入れていた。それは、「こうしなければならない」という気持ちで入れていたのではなく、子供に関わる大人たちと交流できて、且つ自分も楽しめる地域行事に参加することが仕事での指針の一つにもなるなんて、いいこと尽くめじゃないかー!と思っていたから。

勤務先を離れると、年数が経つにつれてやっぱり関わりは少なくなっていくけれど、こういう機会やご縁を大切にしたいなと思う夏の夜だった。

運営の方々、本当に本当にお疲れ様です!声をかけてくださってありがとうございました。

その夜は花火もした
ゲット


#教員エッセイ
#地域のお祭り
#子供以上にはしゃぐ大人

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?