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いいこと数えて笑っていよう

とある大学生の日常の近況です。



まず、今の私が真面目に生活するには、まず体力が不足しているというのが昨日分かった。
そういえば高校時代の進路指導の先生も言っていた気がする。「体力、気力の次に学力」って。…2年遅れて実感するとは。…違うか?

昨日は真面目に一日中勉強していたのだけれど(パソコンの見過ぎで未だに脳が痛い)、効率も悪くて、5時間かけて1、2つのタスクしか終わらなかった。若干運ゲーなところもあったのでそこは慰めてあげたいが。

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どこにどのようにロゴが入るのか
確認してから作業しましょうね


(基本だよ)


(ボソッ)

そう、4月。仮にも新学期。春休みはもう終わっているのだ。

課題が鬼のように降ってくる。鬼のようにと言ったって…と分かってはいるが、どうにも重い腰は上がらない。


それで久々に頑張ったら、食後にも関わらず、正座の状態で上体を前に倒して10分くらい寝てしまっていた(親談)。まるでスフィンクス。いや土下座の方が近いか。とにかく足が痺れてとんでもなくつらかった。

2月以前の自分はこんな風に勉強していたっけ?と思ったら、やはりたるんだなあ…という感想しか出てこない。

明らかにこの1、2ヶ月で私たちの暮らしは一変してしまった。
3ヶ月前は成人式だったなんて、あんな「3密」に恐怖もなかったなんて信じられない。

スケジュールを見比べてみてもその差は歴然である。まるで別人のもののようで正直ゾッとした。

こちら、2月。

こちら、3月。

後にも先にもこんな時期はないだろう…。



寝る前に、今回のこの騒ぎでできなくなったことを数えていたら悲しくなった。
海外研修?大学でのイベント?友人との食事?
在宅での勉強会だって、人的要因で中止になってしまった。

数え切れないや。
今まで背を向けてきた寂しさが一気に襲ってきて布団をたぐり寄せた。
最初の大きな影響が海外研修だったのでその当時はけっこうなショックだった。今もまだ部屋の隅には、未使用のドライヤーとか変換プラグが置いてある。
心に穴がぽっかりというよりも、無理やり何かを引き剥がされた感じ。

でもみんな我慢と不便の中で生きている。
そう思って、代わりに、逆にできるようになったことや得たものを数えてみた。
近所での散歩。花の写真を撮る趣味。自分と向き合う時間。
こちらもまた数え切れなかった。

案外、そういうものなのかもしれない。せっかくならいいところに目を向けて生きていきたいよね。

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それと最近の懸念は自分の進路だ。
このままいくと私はちょうど1年後に就職活動を始めるが、もし不況がずるずると長引くようなら進学も視野に入れたいと思っている。タイミングを共にする人たち全員に降りかかった試練であって、私だけが抱えるディスアドバンテージではないのだけれど。

もう少し勉強したいと元々思っていた身としてはそちらに転がるのもまた一つの有効な手段だとは思う。さてどうしようか。
大学院についての調べも早めにつけておきたい。


今いち大学生として協力できるのは、可能な限り家にいること。
歯医者にかかることのないように普段以上に意識して歯を磨くだけでも大切なのだと思ったら、なんだかやれることはたくさんありそうだ。体力づくりだって、学力の礎であり、健康の礎なのだ。
そしてそれらを義務だと思って励行しているつもりだ。

現場の状況は日々刻々とリミットに近づいていて、そこで働く人たちは様々なものを危険に晒しながら闘っている。
それなのに人間対ウイルスの構図が、だんだんと人間対人間に変わっている気がして、これもまた不安である。

向かうべきところは同じなのだ。見失ってはいけない。