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「わたしの部屋」暮らしレシピ #1 朝の食事、そしてうつわ。

「わたしの部屋」暮らしレシピ シリーズ1は、朝の食事、そしてうつわです。

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僕は普段、日々のうつわを販売しているので自然とうつわの話が多くなると思います。

ただ、とはいえ、うつわというのは暮らしの中で大事な要素の一つであり、家にいると日本人であれば誰もが身近にある物です。

これから、一日のうつわを使う時間、という事についてこの暮らしのレシピで何回かに分けて書いて行こうと思っています。

今日は朝の食事、うつわです。

いつも、僕は朝早く起きる事が苦手でした。
会社から独立してからは時間がもったいなく感じ、早起きできる様になりましたが、そんなに時間をかけない事は変わりません。

ゆっくり食事をしないと暮らしが豊かに見えないかも知れませんが、僕たちが住んでいる町は東京で、他の地方とは時間の進むスピードが早く、どこかせっかちです。

そこで、例えば昨日の夜にパン屋さんから買ってきたパンとコーヒー、チョコくらいでも、一日の始まりとして少しテンションが上がる様にできないかなと考えました。

普通、豊かに見せたいのなら、絵柄が可愛いものや、形が華やかなうつわがいいんじゃない?と考えがちです。
でも、いろいろその様にテンションを上げるために合わせた絵柄のプレートや、華やかなうつわにパンを載せると、かえってごちゃごちゃに見えてきて、うるさくなってしまうんです。
テンションアップのためが、何か見ため的にテンションダウンしてしまうと
やっぱりいやですよね。

どんなシーンもそうですが、うつわはどこか使う人の気持ちが入る余白をコーディネートに心がけると、気持ちがスーとしてきます。
特に朝は起きたばっかりなのでより、余白がある方がいい様に思います。

具体的に僕が朝、実践しているコーディネートはモノトーンのうつわにガラスを少し加える事です。

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実は、白、黒、の中にグレーを入れてグラデーションにしています。
(少し、差し色で茶を入れていますが、サイズは小さい物です)
コントラストがあると刺激が強いんですね。
なので、朝はなるべく優しいモノトーン、が気持ちが良いです。

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上の写真の様なコーディネートに買ったパンを載せてみると自分では丁度いいのですが、これはもう人によって好みが違います。
よく料理番組で、「塩の量はお好みで!」なんて言われているシーンがありますが、うつわに置き換えれば、特に朝は「モノトーンのコントラストはお好みで!」と言ったところでしょうか。

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色も実はモノトーンでなくてもいいのですが、やっぱり部屋の中にいて、自分の視界に入るのはテーブルの上だけではありません。
部屋全体の中でのテーブル、その上に乗っているうつわ、となっているので、部屋の調度品は、全体を調和させ使う人が気持ちよくなる様にデザインや色の余白を考える事が必要です。

特に朝は、刺激的なコントラストを避けて、なるべく優しく、気持ちの良い一日のスタートができる様にコーディネートするといいのではないでしょうか。

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W:LAPINART 坂本


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