[薬膳効能解説]夏にナスで涼を成す
ナスの効能[薬効]
五味(働き)
甘味(消化吸収に関連、栄養の吸収や水分の吸収・排泄の促進)
五性(体を冷やすor温めるか)
涼属性(やや冷やす)
作用
・清熱利水 余分な熱をとり利水を促す
・むくみ
・食欲不振
・胃もたれ 余分な水分を排泄し、胃の働きを調節する
ナスの注目したい栄養
・ナスニン(ナスのアントシアニン)
・クロロゲン酸(ポリフェノールの一種、後述)
食べる際の注意
・食べ過ぎに注意
→ことわざ「秋茄子は嫁に食わすな」(涼しくなる秋に体を冷やすナスを食べるのは良くないという説)、冷え性の人、女性は注意
・ナスニンは皮に含まれている
皮はできるだけむかないで
・アク抜きはほどほどに
クロロゲン酸というポリフェノールなので、水に晒すのはほどほどに
・油と相性はいいが…
中華料理の麻婆茄子など油との相性がいいからといって油の取りすぎに注意
ナスは利水作用はあるものの、油は逆に体内に水分が過剰に溜まり、火照りや熱感がある「湿熱」の起こりやすい季節。肌トラブルの原因になるので、他の食材や調味料とうまく組み合わせて味の調節を
ナスの主な種類と目利き
水茄子
大阪府泉州市周辺で栽培。
水分がおおく、浅漬けなどの加熱しない料理にも向いている
丸茄子
丸くぷりっとしている
煮崩れしにくく、煮物でよく使われる
中長茄子
一般的にイメージするであろうナス
長茄子(水分多め)ほど長くなく、水分量もそこまで多くなく、さまざまな料理に利用される
noteで見つけた美味しそうなレシピ
作り方がシンプルでかつ夏は野菜を特に多くとりたい季節、食べきれなかったらアレンジレシピも色々できそうですね
これからもジャンジャンおすすめ夏野菜を紹介していくんで次回をお楽しみに!
アトピーとの格闘の中、食べ物、健康というワードの中毒になり、日々勉強中。 不安定ながらも前進中!