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BMSGから音楽業界を持続不可能にしないための提言をまとめてみた


おはようございます、Susanです。

ハッピーバレンタイン!みんな自分にご褒美チョコ買う?

私は買います!美味しいチョコレート屋さんで買います!

ところで、みなさんお元気ですか?私はとっても元気です!


なぜならー!BMSGが新しいことに挑戦しようとしているからー!

2024年2月13日、BE:FIRSTの Concept Singleが来たる2024年4月24日に発売されるよ!というお知らせとともに、彼らの所属するBMSGから「音楽業界を持続不可能にしないための提言」という文章が公開されました。


このリンクを開いて、熟読された方はいらっしゃいますでしょうか。

しっかり読んで、なるほど。これはすごい挑戦だ。楽しみ!!!と思った方は、同志です!!!心が躍りますよね!!!

しかしながら、X(旧:Twitter)では文章が長い。理解できない。結局どういうこと?誰か解説して!という言葉が散見しておりましたので、もう少し分かりやすくまとめてみようというnoteです。

さきほど貼ったリンクの先に書いてある文章を、私が熟読して、分割して、デジタルノートにまとめてみただけなので、解説書だと思って読んでもらえれば幸いです。

文章を読解するのってある種の特殊技能なのかも?と最近思い始めました。日々のトレーニングと習慣化が必要ですね。


「提言」とは


まず、最初に「提言」という言葉について説明しておきたいと思います。

提言とは

提言とは「自分が思っていることや考えていることを、多くの人の前に提示すること」です。

自分の中で考えているだけのものは意見ですが、それが多くの人の前で提示されると提言になります。

また、思っていることや考えていることなので、必ずしも具体的な解決策や改善の提案ではありません。

三者の存在

アーティストと三者の存在


今回の提言に深く関わる三者の存在について、最初に言及されていました。

音楽業界の「CDビジネス」に深く関わりのある、レコード会社・販売店・ファンの存在です。

この三者の存在と支援・応援により音楽活動が成立していることと感謝の気持ちが綴られていました。

「CDビジネス」が抱える複雑な問題

CDビジネスが抱える問題たちの具体例


このように、大きく三つの問題点が挙げられていました。

①については、消費者側である私達に直接的に関わる話ではないので詳しく分からない部分が多いかと思いますが、②や③については理解できる部分もあるのではないでしょうか。

特に②については、ストリーミングへの移行への遅れにCDビジネスが影響していることが明言されています。消費者側がストリーミングで音楽を聴くことが主流になっている現代になってもなお、CDでしか聴けない音楽がある理由の一つが明かされています。

③についても、環境への影響は長年問題視されているのをニュースでも観たことがあるのではないでしょうか。

この三つの問題点について、音楽業界が具体的に対応策を示せなかったことが問題であると述べています。

今回BE:FIRSTのコンセプトシングルで起こすアクション

BE:FIRSTが起こすアクション


先ほどの「CDビジネス」が抱える問題に対して、4月に発売されるBE:FIRSTのコンセプトシングルで具体的なアクションを起こすことを提示しています。

私は、具体的に示された二つのアクションについて「③環境への影響」への対策がメインフォーカスなのではないかと考えています。(①の利益分配構造の問題も、対策としては入っている)

想いを込めて作りこんだ作品を大切に届けたい

旧来のシステムからの脱却を目指して


想いを込めてつくりこんだパッケージ作品を届けたいという気持ちは変わらないため、いきなり旧来のシステムから脱却して全く違うことをはじめるというわけではありません。

お互いの無駄と無理をなくすための行動を、これから長期的にしていくよ!という宣言です。

旧来のシステムを全肯定して続けるのではなく、そのシステムに依存せず新しい当たり前をつくっていくことが全方位的に幸せに近づくとBMSGの社長であるSKY-HIは確信しています。

CDの大量購入しているあなたを否定しているわけではない

歪なシステムの存在を知ってほしい


SKY-HIも「決して誤解しないでください」と書いてあるように、CDの大量購入について、その行動をとったあなたのことを否定しているわけではありません。

全ての応援、それにともなう行動は尊いもので、心から感謝していると述べられています。

しかし、応援=CDを大量に購入するという価値観・常識そのものの裏側に旧来のシステムが生み出す歪なロジックがあることをどうか知ってほしいということなのです。

CDがたくさん売れると嬉しいのは当たり前

本音と問題と行動の話


ぶっちゃけ、自分やその所属アーティストのものが大量に売れたら飛び跳ねたくなるほど嬉しいというお話です。現状では、CDの売上が音楽チャートにも反映されます。

だからこそ、問題意識があったとしても誰も行動を起こさなかったことであったと改めて念押ししたうえで、2024年社会全体が自覚して考えるべき問題だと明言しています。

全てのアイドルやアーティストが同じ選択をするわけではない【結論】

結論です


ここまで「CDビジネス」における様々な問題について、SKY-HIによって述べられてきました。

しかし現状として、この世の全てのアイドルやアーティストが同じように旧来のシステムから脱却します!そのために具体的に行動を起こします!とはならないことも理解しているとはっきりと述べられています。

音楽業界を持続可能なものにしていくことが、そんなに簡単なことではないと提言者であるSKY-HI自身が一番理解しています。

事実、この提言でもBMSG所属のアーティストの中に、旧来のシステムに近いCD販売施策を継続するアーティストがいる可能性も明言しています。

その中で、まずはBE:FIRSTが「新しい当たり前」すなわち、音楽業界を持続可能なものにするためのアクションを起こしていくことを提示したのが今回の文章です。

提言の最後の一文は、そのまま掲載します。

我々は、音楽に関わる全ての人が胸を張って夢を追える状況をつくることを絶対に諦めません。

BMSGから音楽業界を持続不可能にしないための提言-BMSG代表取締役CEO SKY-HI


以上、「BMSGから音楽業界を持続不可能にしないための提言」を少し分かりやすくまとめてみたよ!のnoteでした。

少しは分かりやすくなっていたでしょうか?

もし分かりやすくなっていなかったら、私がただ提言を元気にデジタルノートに転写しただけのnoteになります(笑)



こよなく音楽を愛するあなたへ

長い文章を読んでみてよく分からなかったあなたへ

ひとりでも多くのあなたへ

この熱くて切実な想いが正しい方向に伝わるよう心から願って。



現実を生きながら、理想を唱える事を諦めません。


提言の中で綴られたこの言葉こそ、私がBMSGに希望を見出し、尊敬し、信頼する一番の理由です。


BMSGが進もうとしている決して簡単ではない道に、最大限の尊敬の意を示して、このnoteを執筆させていただきました。


ではまた明日!!!

2024.02.14
Susan


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