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夢を見続けることってどういうことなんだろう。

夢を見続けることってどういうことなんだろう。
自分に夢なんてないなって昔から少し恥ずかしく思っていて。というのはわたしはとにかくなんだか興味あるな好きだなと思うことは片っ端からやってみたい人間なのでとにかくなんでもやってみたいしひとつのことに情熱と時間と労力をかけたことはないしそこまで何かに熱中した経験がない。

それはずっとわたしの大きなコンプレックスだったしそんなわたしの周りに限ってパッションを持って日々と奮闘している人たちがたくさんいた。

でもねよく考えたらわたしにもひとつだけあった。唯一ここまで粘って諦めなくてたどり着いた場所があってね。それが学問の世界だったことにこれを読みながら気づいた。誰も大学へ行きなさいとかこれを勉強しなさいとか書きなさいとかって言わなかったけどわたしはひたすら学びたくてたまらなかった。この世界の仕組みを知ることが。物事が繋がっていく感覚が。言葉を紡いでいく感触が。それらすべてがわたしの心を満たしてくれたし世界がどんどん広がっていくのを感じることが。わたしにはそれが生きる糧であってまったく関係ない仕事をしていた間も、大学に行けなかった間も自分で読んだり書いたりつなげたりという作業を続けていた。課題もないしシラバスもない中でわたしはたくさん読んで書いて考えた。

たくさんの偶然が重なってわたしはあっという間に今年から大学で学ぶことになった。それは予想もしていなかったところからひょこっと姿を現してわたしの人生を飲み込んでいった。

夢をあきらめなかったら何かが起こるとかなんていうことは言わない。でもきっとこの機会がなかったとしてもわたしはずっと学ぶことを諦めなかったと思うしそれはわたしという人間の一部であり、そして生きている意味だったから。

学ぶことはわたしの夢で好きなことでわたしの一部とすべてで生きることそのものなんだ。

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