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松岡正剛『千夜千冊』/みな平等に一日24時間なのに。


30代の頃、雑誌『遊』に関わったアート関係の方にインタビューする機会があった。その話の中で初めて「松岡正剛」という人物を知った。
以来、ずっと気になっている人。こういう出会いがあるから仕事はやめられない。

※雑誌『遊』:1971年から1982年まで、松岡正剛が編集し、工作舎から発行された。オブジェ・マガジンと言われ、森羅万象、この世の、あの世のあらゆることがテーマ。マニアックな題材ばかりではない。

松岡正剛は、興味、関心の範囲が半端ではない。
堅いものから柔らかいものまで(いろいろあり過ぎて、こんな表現)、難しいことも分かりやすい言葉でグッとこちらに引き寄せて語ってくれる。

この情報量と見識には死ぬまで追いつかないけど、『千夜千冊』を読んで賢くなった気分を味わう。松岡氏の評論にどうこう言ってる人もいるが、私など畏れ多い、ひたすら読んで世界を広げるのみ。(しかし、文章量が多い)

※『千夜千冊』:2000年に始まった松岡正剛による書評。1700夜を超える。これまた本のジャンル広過ぎ。

https://1000ya.isis.ne.jp/top/

キーワード「編集」(編集の仕事をしている人のための、ではなく)に興味があって本も買っているけど、しっかり読めていない。人はみな平等に1日24時間与えられているのに、私は何をしているんだろう。人生半分過ぎたので、もう少し時間の使い方、考えないと💦


⇩こんな方で1944年生まれ。このインタビューは2015年のもの。ここ数年、闘病中だが、復活して活動継続されている模様。


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