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たった一枚の写真から

自分史活用アドバイザーの田中むつみです。

今日から、新しいマガジンを始めることにしました。
きっかけは、一人暮らしをしている母のマンションの掃除に行って
見つけた一枚の写真です。
そこには、おそらく小学1年生か2年生頃の私が写っていました。

自分史活用アドバイザーだと言うのなら、自分自身の歴史についても
何か書きたいと思っていたのですが、どこから手をつけたものかと悩
んでいた私の前に、ふっと現れた写真です。

自分史にも、色々なスタイルがあります。
文章ばかりにこだわる必要はなりません。
むしろ「一枚の写真」や「思い出の品」から、忘れていたはずの記憶
がありありと蘇ってきたりします。

この写真もそうです。

撮影者は父でしょうか。
場所は、小学2年生まで住んでいた借家の前ではないかと思います。

写真の中の私は、当時大嫌いだった、前髪ぱっつんの超ショートカット
をしています。母の決めたヘアスタイルでした。
前髪が目に入らないように、短くされていたのです。

服装も、風邪を引かないようにと、いつも黒くて分厚いズボンを履かさ
れていたので、どう見ても男の子でした。

写真の私は、お気に入りだった、赤いチェックのスカート姿です。

本当は女の子らしい髪型で、いつも可愛いスカートを履いていたかった。

当時のことは、すっかり忘れてしまいましたが、その時の私自身の気持ち
だけは、はっきりと覚えているのです。

「私の写真自分史」、少し続けて見ます。

むつみ



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