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中年女性、感覚統合療法で身体をつくる~バランス感覚が良くなった!

偶然か、良い影響なのかわからないが書き記す。
足元に何かありつまずいた。
しかし手にはコーヒーカップ、中身は熱々のチャイだ。
以前書いたが、私は運動音痴だし、怖がりだし、瞬発力もない。
うわあーこれはあとが大変!!
と思いつつ、腰を落として身体をひねり、軸足と逆の左足を踏む場所を見つけて着地。

なんと!転ぶのを防げたのだ!!

極力分かりやすくしたらピクトグラムのようだ

また、もしかしたら人生初の
「大股で歩いて通る」
をしたかもしれない。
今度は両手で重いものを持ちながら、障害物たる畳んだ布団を大股で通ったわけだが。
普段なら
1.布団をよけて通る
2.荷物を置いてからまたぐ
になるはずだ。
それを
「あれ?またいだ?」
と、本人が無意識どころか全く理解できないことをしたのだ。

運動って力学面、多いよね


一時的に片足に体重を乗せきって、着地する場所を見つければそこへ迅速にもう一方の片足の力をのせる。
これは足も使うけれど、全身の筋肉がバランスを取ろうと頑張っているのが、体感的に良くわかった。特に脇腹の筋肉を使っているようだ。
一番痛いのが内股の筋肉が痛い。
だが逆説的に、無意識で内股の筋肉をつかったのである。

このような転倒阻止をする行動をしたことが初めてでなくとも、このように振り返って思いを巡らせることができるようになったのなら、それはそれで、身体に対する推測や洞察が上がっているので良いことだ。

たった1~2回で、第10回までに書いた変化が起こるんだもの。
こりゃすごいや。
※ただ、むつきは麻酔や薬がやたら効きやすい体質だから、個人差はある。

発達障害の大人が運動公園に集って
昔できなかったことをできるようにしましょう!!
と、トレーニングのノリでやってもらっても、そこそこの効果がでるんじゃないか?

と、いうようなことを、当初はLINEのグルチャに投稿してたらば、療育の園長の妻君の方から
「むつきさんの記録はどんな療育の本より分かりやすくて勉強になるし、これを読んだ発達で悩む子どもや保護者、おとなの救いになるかもしれません」
という感想がきた。


これが救いになるって、本当か?
私はただ感覚統合療法で考えたこと、体感した時の気持ちという、他人には分かりづらい感覚を、理解しやすいよう、また、身体や頭が理解した瞬間に、言葉を選んで何とか書いているだけだけど。
それに需要があるというのであれば、有用に使いたい。
たまたま意思伝達手段が文字の方が遥かに他者に伝わりやすいから、という気持ちだけで書いている。
小学生に自分の感覚を書いてくれ、というのも無理な話で、彼彼女らの代筆になれればいいかな、とも考えた上だ。

そのスタンスは誰かの救いだとしても変わらない。私が救いになったとしても、読み手が真に救われるのは、私の書いた文章を読むだけでは足りない。
感覚統合療法…いや、何もかもだ。
「あれに書いてあったのはこれか!」
たと、追体験をして、はじめて
「救済される」
ではないかと考えている。
救済の「一助」「きっかけ」になった、ならばとても嬉しい。

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