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週末だけネット民だと「初心者」をなかなか抜けられない…。

自分は基本、土日など「まとまった時間がとれる日」にしかネットをやらないのですが…

そんな風にネットに触れる頻度が低いと、なかなか「初心者」の域を出られないな…と感じています。

…と言うより、「よく使う」サービスや機能ばかり詳しくなり、「まだ使っていない」「あまり触れない」モノはほとんど知らないまま…

知識やスキルがひどく偏っているのを感じます。

(よく使うモノに関しては、なぜか独自の裏技(?)を習得しているモノすらあるというのに…。)

そもそも土日と言っても、24時間フルに使えるわけではありません。

平日にはできないアレコレを片付けなければいけませんし、何かと雑多な用事があって、気づけば「もうこんな時間か!」ということも少なくありません…。

そんな「残り」の「限られた時間」でPCを開き、「これはやっておかなければ」というものを優先的に処理していると、なかなか「新しいサービスや機能に触れる」時間までは取れないのです…。

結果、もうだいぶ長いことやっているSNSでも「あれ?これって何だろう?」というモノがしばしば出て来ます。

しかも、SNSやWebサービスの中には、ガイドやヘルプが分かりづらいものも少なくありません。

(特に、ワードを入れて検索するタイプのガイドは鬼門です…。適切なワードを見つけられなければ、何ひとつ出て来ないので…。)

結果、そのサイトの「内部」ではなく、「外部」のGo〇gle検索などで操作方法を探すことも少なくありません。

しかし、やっと見つけた操作方法も、しばらく使わずにブランクが空くと、忘れてしまいます…。

自作サイトの中に、小説投稿サイトSNS簡単な「ガイド」を作るようになったのも、元はそんな自分のための備忘録」代わりでした。

しかし、実際にUPしてみて驚いたのが、そんなガイドページに意外と「需要があった」ということです。

特に好評だった小説投稿サイトの「ルビの振り方」などは、実は各サイトさんにも載っている情報なのですが…

公式ガイドの場所が探せなくて困っている方が、結構いらっしゃるということなのでしょう。

(あるいは、公式さんには載っていない「こういう時にはエラーが出る」「ここは間違えやすいから気をつけて」というワンポイント・アドバイスを入れたのが良かったのかも分かりませんが…。)

そんな経験を経て、最近感じているのが「世の中『初心者フレンドリー』なサービスって、意外と少ないのだな…」ということです。

サービスがそもそも「初めての人でもスイスイ使いこなせる」ように設計されていないのかも知れない…と。

「使い方」が分からなくて困っているユーザーが、実は大勢いるかも知れないのに、運営さんはそれを把握していないのかも知れない…と。

SNSなどに関して言うと、困るのは「使い方」だけではありません。

「暗黙のルール」「熟練者同士だけで通じる会話」の多いサービスでは、「慎重派」の初心者は活動がしづらい気がします。

初心者でも、最初からグイグイ行ける方なら、問題は無いのでしょうが…

「どんなマナーがあるのか分からない」「何が『失礼』にあたるのか分からない」しかも「常にどこかで誰かしらが炎上している」ような場所で、「慎重派」の人間は迂闊に動けないのです。

会話に混ざりたくても、飛び交っている言葉の意味がイマイチ分からない(何となくは分かっても、本当にソレなのか自信が持てない)状態では、発言ができません。

(ちなみに自分は「ネトウヨ」という言葉を最初に見た時「ネット上をウヨウヨしている人=ものすごい頻度でネットにいる人=ネット廃人を指すスラング」だと思った…という「前科」があります。侮辱系の言葉って、わりと何でも当てはまってしまうので、初見の人間がノーヒントで把握するのは難しいと思うのです…。)

そんなこんなで、アカウントは作ったものの、ろくに行動もしないまま、気づけば「読むだけ」になっていたり、ほとんど活動しない「消極的なユーザー」になってしまっている方、多いのではないかと思います。

積極的で活動的なユーザーを増やして、そのサービスを活性化させるには、結局のところ、そのサービスが「初心者にやさしい」ものでないと駄目なのではないでしょうか?

システム的に分かりやすく、「心理的安全性」の高いフレンドリーなサービスなら、活発なユーザーは自然と増えていくのではないでしょうか?

個人的には、少しでも早く「初心者」を脱して、もっといろいろできるようになりたいところなのですが…

サイト制作やブログ運営もしている身であれば、こういう「初心者目線」は、なるべく長く持っていた方がいいのかな…とも思います。

(「初心者」の心と目線を忘れないまま、知識やテクニックだけ熟練していくことって、可能なのでしょうか…?)


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