ドレスの解説(図解?付き)だけで1日を費やしてしまった
自作サイトの方に載せている小説には「独自機能」があり、文章の一部をクリックすると「解説」が表示される…というのは、以前の記事に書きましたが…↓
実は、その「解説」にこだわり過ぎて、そこだけで1日を費やしてしまったことがあります。
具体的には「夢の降る島」の第9章「悪夢の宴」(および、その後の章)に登場する「空織のドレス」の解説なのですが…。
このドレス、ファンタジーな世界の魔法のドレスのため、見た目が特殊です。
その「特殊さ」を、文章だけではなく「ビジュアルでも魅せたい」と思ってしまったばかりに、あり得ない手間をかけることになってしまったのです。
自分にはCG制作スキルなどほとんどありませんので、サイトに使う画像は「素材集」のものを使わせてもらっています。
しかし、オリジナルのファンタジー小説に登場するような「特殊なドレス」の画像が、既存の素材集に入っているわけがありません。
かと言って、そんな「ドレスの絵」を1から制作するスキルは、当然のことながら、有りません。
なので間を取って、素材集に入っている「お姫様っぽいドレスの女性のシルエット素材」をアレンジし、「小説の中に出てくるドレス」を再現してみました。
元々が「シルエット素材」で、1色だけの影絵のような素材なので、ドレスの部分にだけ「ぬりえ」のように色を塗り、魔法のドレスを表現したのです。
ただのドレスではなく「魔法のドレス」なので、色の塗り方にもこだわりました。
見た方に「あぁ、本当に小説に書かれていた『そのまま』のドレスだ…」と思っていただけるよう、「光」や「空気感」まで再現できるよう、試行錯誤しながら彩色しました。
しかも、ただ色を塗るだけでは飽き足らず、「魔法」をそのまま再現できるよう、GIFアニメーションやロールオーバー効果で「仕掛け」まで作りました。
さらには、1つだけでは満足できず、複数のバージョンを作ってしまいました(昼のバージョンと、夕方バージョンと、夜のバージョンがあります)。
…ただでさえ、平日は普通に仕事なので、創作活動は帰宅後や休日にしかできないと言うのに…
こんなことでその貴重な休みの1日を費やしてしまったのは、我ながら「あほだなぁ…」と思います。
しかし、解説の(特にドレス画像の)出来には満足しているので、後悔はしていません。
複数あるドレスのバージョンは、各カスタマイズバージョンに振り分けてしまったので(この小説にはファンタジー・レベルの強弱とルビの有無で計4つのバージョンがあります)、たぶん「他のドレス・パターンがある」こと自体、気づいていない方もいらっしゃると思いますが…
一部の方にだけでも「すげぇぇ!何という無駄なこだわり!」と喜んでもらえたら良いなぁ…と、そんなことを考えながら制作していました。
(自分の創作活動全体、そんな「無駄に手間ヒマかけた贅沢なこだわり」が多いです。自己満足ではあるのですが、こういうものがあれば、活動が楽しくなってモチベーションは上がります。)
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