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27:「長文が苦手」な読者向け……

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「昨今は長文が苦手な人が多い」問題を考えている時、思いついたことがもう1つあります。
 
それは「長編小説だけだと、そんな“長文苦手”な人たちにとってハードルが高いので、短編小説SSも用意して、そこを入口にウチのサイトの小説を読んでもらおう」ということでした。
 
例えるならスーパーの試食コーナーで「これ美味しいですよー。いかかですかー」とやっているように、まずは食べやすく小さく切ったモノを口に入れてもらい……もとい、まずは時間もかからず手軽に読める短い小説を読んでもらい「あっ、おもしろいじゃん。他の小説も読んでみよう」と次の小説を手に取ってもらおうという作戦です。

異世界召喚ファンタジー小説「ブラックホール・プリンセス」のカスタマイズ機能(文章量の増減)で「長い文章を短く削る」スキルをUPさせていたので、短編小説やSSを書くのは苦ではありません。
 
それに「短編やSSとかじゃなくて、まだちゃんと形にしていない小説アイディアの一場面だけでも、面白ければいいんじゃないかな」などと思っていました。
 
そんなこんなで始めたのがSSブログ「言ノ葉スクラップ・ブッキング~シーン&シチュ妄想してみた~」です。

(当初は没ネタや「まだ小説としての形がまとまっていない断片的な話」をメインにやっていこうと思っていたので、それがタイトルに表れています……。「言ノ葉ノ森」の没ネタをスクラップ・ブックのようにしたモノで、1シーンのみ、あるいはシチュエーションのみの短い話……みたいな……。)
 
元々「ブログ小説小説ブログ)」という形式にも興味があり、「だけどブログだと順番が“新しい記事順”だから、たくさんの章がある小説だと厄介だよな」と思っていのたで、1話完結のSSや短編は打ってつけでした。
 
そうしてブログに小説を載せ始め……
 
ちょうどその頃、pixivさんで「選帝のアリス」というファンタジー小説を連載していたのですが(というか、今も連載中ですが)、「そうだ、このブログの小説、pixivさんにも短編として載せてみよう」と思い立ち、ブログ小説第1号「告白乙女、モノローグ」をpixivさんに投稿しました。
 
ちょうど告白のシチュエーションに使えそうな女の子の下半身(スカート)の表紙絵があったので、それを使い……↓

で、その後も「ちゃんと1話完結になっている」SSをpixivさんに投稿し、ちょうど合っていそうな表紙絵があったのでそれを使い……↓

2~3作目を投稿した辺りで、ふと気づきました。
 
「pixivさんで小説用に用意されている既存の表紙絵が12種類……。これ、やりようによっては完全制覇できるのでは……」と。

こうして気づけば「pixivさんの表紙絵からのアテ書きで恋愛SSを12作書く」という謎のシリーズ「まるで純度の高い恋の結晶のような…」略して「純恋結晶」がスタートしていました。
 
軽い気持ち(というか企画)でスタートしたこのシリーズ、作品が増えるに従い、何だかどんどん壮大な感じ(?)になっていくのですが、その話はまた次の機会に……。

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