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28:コンプ厨で凝り性なので気づけば大がかりなプロジェクトに……

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気づけばスタートしていた「pixivさんの表紙絵からのアテ書きで恋愛SSを12作書く」という謎のシリーズ「まるで純度の高い恋の結晶のような…」略して「純恋結晶」……

既存の表紙絵12種類をコンプリートしたからと言って、特に何かあるわけではありません
 
むしろ表紙絵の内容から話の内容が絞られてしまう分、不自由が多いと言って良いでしょう。
 
(べつに内容と全く合っていない表紙絵があってもいいんじゃないかとは思うんですけど、なんとなく「そこは合わせておきたいな」と思うので結局はある程度内容が絞られることに……。)
 
ただ、それでも一旦思いついてしまえば「完全制覇したい」と、意味もなく血が騒ぐ……それがコンプ厨というものなのだと思います。
 
どんな表紙絵があるかは予め分かっています。
 
なので、それに合った感じの話を作っていけば、普通にコンプリートはできますし、実際自分もコンプリートしました。
 
ただ……自分の場合、ちょっとボケていたというか、表紙絵のサムネイルが小さかったこともあって誤解していた部分があり……
 
黒地に赤い蝶と華の和柄だと思っていた表紙絵が、実は黒地に血飛沫のホラーな絵だったり……↓

馬のいる牧場に星が輝いている絵だと思っていた表紙絵の、その「馬」が実はユニコーンだったり等、後で気づいて「ハッ」となったものが多々あったりします↓。

もっとも血飛沫表紙は結局、中身も最後は主人公がそういうことになっていますし(流血があったかどうかはさだかでないものの)、馬と星の絵も、結局は「星」にしか焦点を当てていない(馬の要素は無視)ので、結果オーライと言えばオーライかな?……と。
 
元々表紙絵の内容「そのまんま」というわけでもなく、表紙絵を見て直感で抱いた「イメージ」を元にストーリーを作っていますので、結構その辺りはあやふやというか、いい加減です。
 
ただ、このシリーズ、作品数が増えるに従い「アレ?」という感じになってきました。
 
始まりが軽い気持ちであっても、そのうちだんだんと楽しくなってきてしまい、いろいろと凝り始め、気づけばビックリするくらい大袈裟で大掛かりなプロジェクトに育ってしまう……自分の作るモノには割とありがちなことなのですが、このシリーズも気づけばそんな感じになっているような……
 
特に11~12作目のあたりは、企画から始まった軽い気持ちのシリーズであることが申し訳ないくらいのシリアスな内容になっていますし……↓。

ちなみにシリーズ名の由来は「略すと別の言葉になる」ことと「純愛な内容なので『純』という字がつく」ことと、第2作の中の主人公のモノローグをもじって付けています。
 
最後が「…」で終わっているのは、その「…」部分に各SSのタイトルを繋げられたらいいなぁという気持ちで……
 
「まるで純度の高い恋の結晶のような告白乙女、モノローグ」「まるで純度の高い恋の結晶のような花火の中の一生」……のように。
 
中にはちょっと強引な感じになってしまうタイトルもありますが……。

ちなみに一度はコンプリートした表紙絵ですが、ピクシブ小説さん十周年記念で新たな表紙絵が数十種類追加されたので、今後どうしようか悩み中です……。
 
(前シリーズと内容のカブりそうな表紙絵があったり、恋愛縛りだと難しそうなモノもあったりなので……。)

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