トチネェ

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人と人のシナプスライフディレクターこの世に生まれてよかった、生きててよかったも思える人生と環境をあなたと一緒につくっていきたいと活動しています

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  • シナプス つながって生きよう

    「生きててよかった」と思える人を一人でも増やすためのノートです。素敵な人々との出会い、よかったにつながるためのノウハウなど発信します。

最近の記事

夫が在ったということ グリーフの時

 夫が4月に突然亡くなって、早8か月が経とうとしています。  その後、娘が難病にかかるなど、怒涛のような一年の中、最近やっと「感じたこと」を「考えられる」ようになってきた気がします。今までは、こなすのが精いっぱいで、脳が処理してる感じでした、デジタルみたいに。  うちの場合、経済的には私が支えている状態だったので、生活の流れそのものは大きく変わっていないのですが、彼が生活の何を担っていたのかに関わらず、そこに存在していたということが私には意味があったのだと実感をもって理解

    • 恐れを捨てたら・・・

      続けて書きます・・とか言って、やはり三日坊主。 本当はやりたいことでもなかったのに、誰かの役に立つ情報を書こうとか思っていたから続かない。でも、それはそれでよかったのかもしれません。 やらなきゃいけないことに人生の大事な時間を捧げすぎて、後悔が心を占め始めているからです。 本当はこんな子育てしたかった、本当はあんな所に住みたかった・・・だけれど、仕方なかった。そう語るおばあさんにはなりたくないと思っていたのに、動けないまま3年以上過ぎてしまいました。 でもそれはすべて

      • 成年後見制度は家族のためならず

        85歳になる母の記憶や行動が怪しくなってきたことを先輩に相談すると、 「できるだけ早くお金を一つの口座に寄せた方がいいよ」 と言われました。 その時は、よく意味が解らず、「お金よりまず診断…介護認定をどうするかで手一杯です」と答えて流してしまいました。 しかし、今ならわかります。多分、それを一番にやるべきだったと。 ある日、母の財布がなくなったと、両親から連絡が来ました。お金のことは、父はすべて母に任せきりで、財布に何が入っていたのか、母の記憶もあいまい。パニックも

        • 助けてくれる誰かがきっといる

          一人で暮らす娘から風邪をひいて寝込んでいると連絡があった。 薬もご飯もないし、出かける力がない。 「お友達に頼んで買ってきて貰えば?」言いながら、まだ入学して1ヶ月、そこまで友達には頼みにくいかーと、思っていました。 でも、夜改めて電話したら、ちゃんと薬も手に入れ、それにご飯まで友達が作ってくれたとか。優しいお友達がいてよかった。そして頼むことを恥だとか申し訳ないと思いすぎない子でよかったと思いました。 これは、夏休みの自由研究の成果かもしれません。 我が家では、自由研究は娘

        夫が在ったということ グリーフの時

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        • シナプス つながって生きよう
          4本

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          見えると頑張れる

          毎日大江戸線の代々木駅を通ります。 ある日、階段が変身していました。 一段ごとに歩く人を励ますステップになったのです。 おなかを引っ込め、背筋を伸ばし、一歩ずつ確実に歩みを進めるとなんだか晴れやか。 理想の体に一歩近づく気がします。 娘が小さかったころ、トイレトレーニングのときに、壁にかわいいカレンダーをかけ、 成功すると大好きなシールを一枚ずつ貼るようにしたら、おトイレが楽しいイベントに変わって、ぐんぐん上手になっていきました。 大人だって一緒な気がします。 いろんなと

          見えると頑張れる

          完璧ってなんだろう

          最近、周りの人と話していてよく出てくるのが、「ちゃんとやれないから始められない」という言葉。 完璧に準備ができないとやれない。だったら、先送りする。 わかる、その気持ち。私もそうだったから、いや今も抜けきれません。 でも、考えてみると、そもそも完璧にうまくいった時の具体的なイメージ、どれほど描けているのだろう。 漠然としたあーしたいこーしたい程度のイメージ?もしくはいきなりみんなに褒めまくられるほどのクオリティ? 私は長く映像制作の仕事をしていて、「面白い」「かっこいい」

          完璧ってなんだろう

          対話で脳の凝りをほぐして景色を変える

          長いお休みも半ば、体の凝りはだいぶほぐれたという方も少なくないのではないでしょうか? でも、脳の方はいかがですか? 脳の凝りと私が言うのは、考え方の「癖」みたいのもの。イメージとしては、肩が凝って首が回らないから、一つの方向からしか物事が見えない感じです。 ほぐれると右も左も実は後ろも上も下も360度ぐるりと回って見えますよね? そして「あれ,それって本当にそうなんだっけ?」と自分の思い込みかもと疑う余裕が出てくる。 この半年、自分のプロフィールや人生計画を考えるワーク

          対話で脳の凝りをほぐして景色を変える

          9年間学級委員長だったこと

          最近の学校では、どうやら学級委員長というものがない所が多いようですね。しかし、昭和の時代には、そんな役回りが必ずありました。 私は小中学校の9年間、ずっとやらされてました。立候補したことはないので、ひょっとしてあれはいじめだったのか?まぁそこまで行かなくても、勉強がそこそこできたから、体良く押し付けられたのだろうと、ずっと思ってきました。 でも、最近このいい歳になって、ひょっとしてあれはあれなりに、私の気質に合ったすべき役割だったのではーと感じています。もしくは、あの経験が今

          9年間学級委員長だったこと