書評 カロリーが足りません 終末食べあるきガイドブック 魔物グルメ編in池袋 大場鳩太郎 無理設定だが、そこがおもしろい。食べれば食べるだけ成長し強くなっていく。
本の表紙が良くて、読みたくなった。
世紀末、気がつくと人は自分しかいなかった。
そこは巨大蜘蛛や巨大犬やコンビニにはロボットがいて・・・奇妙な世界だった。
カロリーを代償に強くなれるアプリ「生存戦略」でスキル生成&Lvアップ。
最初は逃げまくりですが、ゲームみたいにスキルとか獲得しLEVELを上げていく
だんだんおもしろくなっていきます。
終末食べあるきガイドブック
という副題は少し大げさ
犬を食ったり、キャットフード食べたりするだけでした。
もっとグルメにも気を使うと面白かったかも。
おもしろポイントは、スキルUPに対応して戦いも変化していくところです
AIの相棒と相談しながら難局を乗り越えていくのです。
とにかく食わなきゃ。でも、この世界にはろくなもんがない。
今の状況を解決するとっておきの呪文があります
呪文?
お腹に入っちゃえばみんな一緒です
このノリで、戦った巨大犬の死体をBQQにして食べたりします。
カロリーは正義です
カロリーこそが生存の必需品
それはすぐに生存のためのスキルや成長に変化する。
透明人間になれる服や、拳銃などのアイテムを死体から獲得しつつ
最終決戦に臨むのだった・・・
軽いのりで楽しいです。
2020 8/25
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