書評 闇に光る妖魔: アサギのよぶ声 森川成美 冒険ものでいい雰囲気なのですが、妖魔の正体がアレでは、がっかしです。
人気シリーズ「アサギをよぶ声」後日譚。アサギの孫であるヤヒコの物語。
弥生時代くらいの設定なのか
大人になると他所の国に冒険に行きなさいという家系
自分の国にない何かを持ち帰れと言われて
ヤヒコは旅立ち
そこで弓矢などを作る工人集団と出会うという話しです。
その工人集団に、妖魔たちの魔の手が・・・
ヤヒコが戦うってことですが、ヤヒコはいがいと弱く
何回も捕まります
ハラハラ・ドキドキの展開ではあるのですが・・・
妖魔というのが、ただの詐欺師で
仕掛けなんですよ。
爺さんと彼の部下たちで興ざめします。
そんな奴らに苦戦し、何か話しを盛り上げるために
何度も捕まったんじゃと思ってしまいます
おもしろいのだけど、爺さんが妖魔とわかったとたん、あほらしくなってしまった。
2021 7 15
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