書評 星に祈る あさのあつこ 特殊能力を持つ女医が、変死体の謎を解く医療ミステリー。
死者の想いが見える能力ですか
感情が見える予知もできる
そういう能力、このミステリーを解くのにいるのかな?
時代物ミステリーです
連続殺人事件 変死体の謎を追え・・・
という展開
爛れた皮膚、身体中が切り刻まれている
まるで見本市のように病気あり、なし、年齢もバラバラ
サンプル収集してると、もろばれの展開
医者ですからね
これが新薬の実験くらいわかりますよ
というか、ミステリーとしては単純すぎ
犯人捜しだけしてくれ・・・という内容
登場人物が魅力的
だから、物語に引き寄せられる
「バッテリー」の あさのあつこ さんらしい優しい話し
犯人がこんなことを言うんです。
先生、この薬が実用できればたくさんの患者ば、苦しみから救えるとです。そのために、何人かを犠牲にすることはしかたなかことばい
マッドサイエンティストみたいな思考です。
先生はこう返します。
人の生命を軽んじる者に、人の命を救うことなどできません。
これは綺麗ごとだけど
綺麗ごとを失えば
そこは暗闇ですから・・・
2021 7 13
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